【採用率UP!】Webライターの提案文の書き方を初心者向けに解説!

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こんにちは、RPAライターのやまもとてつやです。

  • 提案文が通らず、全然仕事が取れない……。
  • どうやって書けばいいかわからない。
  • 今まで仕事とれてたのに、最近とれなくなった。

当記事では、上記のような疑問にお答えします。

Webライターで、なかなか仕事が取れずに困っていませんか?

以前よりも参入障壁は高くなりましたが、依然として取り組みやすい副業の1つといえます。

とはいえ、Webライターとして仕事をとるには、いかに良い提案文を書くか?にかかっています。

僕自身も駆け出しの頃は、どうやって提案文を書いていいのかわからず、全然仕事が取れなかったんですよね……。

しかし、いろいろ試行錯誤して何度も提案文をブラッシュアップし送った結果、徐々に仕事が取れるようになってきました。

現在は副業Webライターとして月に5~10万円ほど稼げるくらいには活動できています。

そこで当記事では、僕が色々試行錯誤した中で提案文を書く際に最低限チェックすべきポイントをまとめてみました。

僕が実際に送った提案文のテンプレートも紹介しますね。

この記事でわかること(メリット)
  • 提案文が通らない理由がわかる。
  • クライアントへの効果的なアピール方法がわかる。
  • 提案文で書くべきポイントがわかる。

偉そうなことを書いているようですが、僕もまだまだ試行錯誤しています。

ぜひ、この記事を参考にして、提案文をブラッシュアップし、より多くの案件を獲得しましょう!

目次

提案文はクライアントへのセールスレター

僕は提案文をクライアントへのセールスレターだと思っています。

Webライターとして活躍するためには、クライアントへ自分を適切にアピールし、案件を獲得しなければいけません。

いい提案文は、自分の経験や知識を売り込むセールスレターの役割を果たしています。

まずはこの前提をおさえておくと、あとの内容が理解できるかと思います。

とはいえ、僕も始めたての頃は初受注までに20件近く提案文を送りました……。

この記事では、そんな僕の経験から提案文を書く際にチェックすべき項目を紹介しています。

初心者の頃は、いくら提案文送っても相手にされなかったりお断りされたりと散々でしたね(遠い目)。

提案文が通らない7つの理由

提案文が通らない理由は主に以下の7つのどれかが当てはまります。

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それぞれ詳しく解説します。

文章が読みにくい

文章が読みにくい提案文はNGです。

クライアントは数多くの提案文をチェックするため、読みにくい提案文は真っ先に除外されます。

それもそのはずで、クライアントは提案文を通じてあなたの文章力を判断しています。

読みにくい文章だと、いくらジャンルに対する知識や経験が豊富でも採用されません。

文章が読みにくい理由はさまざまですが、主な原因は以下です。

  • 1文が長すぎる
  • 難しすぎる表現を使っている
  • 文法が誤っている

読みやすい提案文を書くためには、まずは何を伝えるかをハッキリさせましょう。

その上で主張やアピールポイントが明確になるように書いてください。

自信がなければ、文賢などの校正ツールや友人・知人にチェックしてもらうのも1つの手です。

読みやすい提案文が書けるようになれば、クライアントに自分の価値や実績が伝わりやすくなり受注率が上がる可能性が高まります。

初心者アピールをしている

提案文で初心者アピールをするのは止めましょう。

自分に防衛線を貼りたい気持ちはわかりますが、クライアントからしたらあなたが初心者かどうかは関係ありません。

前提として、クライアントは初心者を育てようという意識は持っていません。

だったら、わざわざクラウドソーシングで募集せずに正社員を募集すればいいですから。

初心者アピールはせず、いま時点の自分がその案件に対して何ができるかを最大限にアピールし、クライアントに安心感を与えることに注力してください。

たとえば、IT系の案件に募集するなら、ITパスポートなど関連する資格・知識をアピールしてみましょう。

また、趣味や特技なども意外とクライアントに刺さる場合があります。

どんなに小さな実績でも武器になると思うなら提案文に書いてみてください。

実績がなければブログを書こう。

実績がなければ、自分でブログを立ち上げて全力で記事を書いてみましょう。

どんな内容でもいいので、自分で記事を書いてポートフォリオを作成し、サンプル記事としてアピールしてみてください。

ブログを持っていない方は、下記の記事でブログの始め方を詳しく解説しています。

Webライターのブログの始め方をメリット・デメリット含めて解説してみた!

クライアントの質問に応えていない

提案文でクライアントの質問に応えられていないと、まず採用されません。

クライアントによっては、募集要項にいくつか質問を用意していて、質問にちゃんと応えていないといくら良い提案をしても全く意味がありません。

むしろ、あなたが募集要項をちゃんと読んでいないと見なされ、案件に対する理解力やコミュニケーション能力が不足しているとみなされます。

僕自身も募集経験があるのですが、これができていないライターが大半でした。

多分、8割ぐらい質問に応えてませんでした。

逆を言うと、質問にちゃんと応えていれば、かなりの確率で受注できると思ってください。

それくらい、質問に応えずに自分のことだけをアピールするライターは多いです。

クライアントから質問が用意されている場合、とにかく質問に応えることに集中してください。

僕自身も募集要項や提案文は最低2回は読み返しています。

【中級者以上は注意】自己アピールが激しい

僕も含めてですが、中級者以上のWebライターも提案文での自己アピールが激しいことに注意が必要です。

自分のスキルや経験をアピールすることは大切ですが、過度な自己アピールはクライアントにとっては逆効果です。

たとえば、自分が書いた記事のリンクを多く貼り、何が強みなのかわからない提案文を送ってくるケースがあります。

個人的な考えですが、僕はどれだけ書いたのではなく、どんな記事を書いたのかが実績だと思っています。

実際、以前に僕も採用した際は、数ではなく記事の中身を比較して決めました。

いかに質の高い記事を提供できるかが、クライアントにとっては重要です。

ポートフォリオと案件とがアンマッチしている

クライアントに対して自分の実績やスキルをアピールするためにも、ポートフォリオは重要ですが案件とアンマッチするくらいならポートフォリオを出さないほうが効果的な場合もあります。

クライアントの立場で考えてみるとわかるのですが、もしあなたが美容系の案件を募集していたとしてIT系や金融系の記事を提出してきたらどうでしょう。

文章力という面ではいいかもしれませんが、本当に美容に詳しいかどうかは判断できないですよね

もちろん、実績が少なく始めてのジャンルであれば仕方ないのですが、すでにある程度こなしたジャンルで拡大するなら同じジャンルの記事を提出したほうが得策です。

クライアントのニーズを理解した上で、どんな記事を提出したら刺さるかを考えるのも重要です。

そういえば、サーバーの登録の仕方を書いてほしかったのに、地方の村おこしについての記事を送ってきたっけ……。

テンプレート感が抜けていない

初心者にとっては意外かもしれませんが、テンプレート感が抜けてない提案文は採用されません。

僕自身も何となくわかるのですが、テンプレート感の抜けていない提案文ってクライアントに気づかれてしまうんですよね。

ひどい場合、クラウドソーシングのアカウントを2つ作成し、表現を少し変えただけのテンプレートを2つ送ってくるケースもあります。

あくまでテンプレートはモチーフなので、そのまま使わずにクライアントにあわせてカスタマイズしていきましょう。

実は僕もテンプレートを信じてバンバン送った時期もありますが、結局通ったのはカスタマイズしたものです(笑)。

テンプレートをもとに、個別対応ができているようにカスタマイズした提案文を作成できれば受注率もあがるでしょう。

提案数が足りない

仕事を受注するためにはどれだけ提案したかも重要です。

提案数が足りなければ、それだけ採用される確率も低くなってしまいます。

初心者のうちは、案件を選り好みせず少しでも書けると思えば応募するくらいがちょうどいいでしょう。

僕の感覚でいうと、はじめのうちは20件送って3件テストライティングまでこぎつければベストだと思っています。

3件のテストライティングのうち、1件が受注できればバッチリです。

もちろん個人差はありますが、この確率(5%ぐらい)が大きく下回っているようであれば提案文を改善する必要があると思ってください。

とはいえ、最初は数です。

1日1回は提案文を送れば、月内には1件仕事は獲得できる計算です。

定期的に案件をチェックして、少しでもいけそうと思えばドンドン提案してみましょう。

ちなみに初期の頃は、不倫や探偵ジャンルについても提案していました(笑)

提案文に書くべき項目4つ

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提案文に書くべき項目を4つ紹介します。

ぶっちゃけ、これだけ書いてあれば僕としてはあまり困りません。

ですが、これは最低限なのであくまでクライアントに合わせるのを忘れずに。

自己紹介

まずは自己紹介しましょう。

これが意外とできていない人もいます。

シンプルに自分の名前と職業ぐらい書いておけば問題ないでしょう。

意外と職業が大事なんですよ。職業によってその案件に対する知見があるかどうかがわかるので。

ちなみに、僕が募集した中で一番ひどかったのは「得意分野です!」と最初に書いていて結局どんな人なのかわからなかったケースです。

どこの馬の骨ともわからない人に得意分野です!って言われても「は?」ってなりますよね(笑)

本業で送るメールと同様に、まずは自分が誰だかを書きましょう。

今度、募集する際同じことが起きたら晒します(嘘)。

自分を採用するベネフィット

自分を採用するベネフィットを2つ目にもってきて、クライアントの興味をひきます。

重要なのは、メリットではなくベネフィットです。

要は自分を採用することで、この案件に対してどんな利益をもたらせるのかを書きます。

とはいえ、はじめのうちは難しいと思うので、その際は案件に対する思いを伝えてみてください。

慣れてきたら、「○○の資格をもっているので、〇〇についての知識は豊富です」とか「記事だけではなく、画像制作ができます」など伝えてもいいでしょう。

過度に自己アピールせずに、その案件に対するベネフィットだけを書きます。

次にそのベネフィットが伝わるようなポートフォリオを載せましょう。

ジャンルにあわせた記事を提示するのはもちろんですが、もし「画像制作ができる」とアピールしたのであれば、実際に自分が画像選定した記事を提示してください。

適切なポートフォリオを提示できれば、クライアントに文章力と画像選定力の両方をアピールできます。

作業時間とスケジュール

作業時間とスケジュールをアピールするのも忘れないでください。

特に副業ライターにとっては重要です。

フリーランスなら時間があるのは当然ですが、副業ライターであれば1日のうちどれくらいライター活動に充てているのかをアピールすることで真剣さをアピールできます。

さらにその時間帯を前提として、どれくらいで執筆できるかをアピールしておくといいでしょう。

たとえば毎日3時間は取っているので、この内容であれば3日あれば1記事は書けると思いますといった具合です。

案件ごとにスケジュール感は異なりますが、目安だけでも伝えるとクライアント側としてもやりやすいでしょう。

締め

締めは自由ですが、僕は最後に「テストライティングをお願いします」とは絶対に書きません。

というのも、提案文がきちんとしていればテストライティング無しで本採用される場合もあるからです。

むしろ、テストライティングお願いしますと書くことで余計な1ステップ生まれちゃうんですよ。

これ、騙されたと思って試してみてください。

少しハッタリが必要な部分もありますが(笑)、うまくハマればそのまま本採用されることもあります。

ただし、ここまで書いてきたことがちゃんとできた場合の話ですけどね。

このときは、たしか通信系の案件だったと思います。しかも文字単価1.5円だったので当時はめちゃくちゃ嬉しかったですね。

参考:実際に自分が送った提案文のテンプレート

参考までに僕が今のクライアントに提案して受注した際の提案文を紹介します。

一部テンプレートとしても使えるように修正していますが、カスタマイズすれば結構使えると思います。

はじめまして。
Webライターの【名前】と申します。

現在、【職業】として勤務しながらライター活動を行っています。

今回「案件名」の募集を拝見し、ご連絡させていただきました。

【アピールポイントと自分を採用するベネフィット】

【ポートフォリオ】

ジャンルが異なれば以下の文を足す。
(今回のジャンルとは異なるかと思いますが、これくらいの内容であれば対応可能です。)

作業時間は毎日●時間は確保しており、メッセージはできる限り早く返します。

上記問題が無ければ、まずは2~3件お任せいただければと存じます。
問題なければ、ぜひ長期でお付き合いできれば幸いです。

●●様のご要望に答えられるよう、一生懸命お仕事をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

まとめ:提案文をブラッシュアップして受注しよう。

というわけで、提案文の書き方について解説しました。

提案文ひとつ書くだけでも色んな項目を見ていかなければいけませんが、意識すれば嫌でもできるようになります。

今回紹介したポイントを踏まえながら提案文を書けば、少しは受注率があがるでしょう。

今回の記事が参考になれば幸いです。

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運営者プロフィール

やまもとてつやのアバター やまもとてつや RPAライター

2021年10月にライター活動開始。
得意ジャンルはIT(Windows・RPA)と金融(保険・仮想通貨)。
SEOライティングとSNS運用を中心に活動中で、最近は念願だった電子書籍の執筆・編集も担当。
AI以上に正確で格調高い文章が書けると評価をいただいています。

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