こんにちは、RPAライターのやまもとてつやです。
- Webライターを始めたいけど、どの本を読めばいいのかわからない。
- 文章の書き方なんて知らないから教えてほしい。
- なんか自分の文章が幼稚に見える
当記事では、上記のような疑問にお答えします。
最近、人気の副業としてWebライターが認知されてきました。
文章さえ書ければ稼げる手頃さが理由の1つです。
でも、
「その文章の書き方が、わからないんだよ!」
って声も少なからずあると思います。
そもそも、文章の書き方なんて知らないし学校で教わってもいません。
わからないなりに書いたとしても、何か読みにくいし幼稚に見えちゃうんですよね。
小学校の読書感想文や大学のレポートをバックレてきた自分がまさにそうでした。
しかし、今からでも文章の書き方は勉強できます。
僕は2021年にWebライターを開始し文章の書き方を覚えたら月に5~10万円ほど稼げるようになりました。
そんな僕の経験からオススメしたい本が、『新しい文章力の教室』です。
『新しい文章力の教室』を読めば、以下3つの効果が期待できます。
- 文章の書き方がわかるので、Webライターとしてのスタートラインに立てる
- 自分の文章が幼く見える理由がわかるので、洗練された文章が書けるようになる
- 正しい日本語文法がわかるので、クライアントに一目置かれるWebライターになれる
Webライターを始めるなら必須の本です。
僕も気合を入れてレビューするので、ぜひ最後までお付き合いください。
『新しい文章力の教室』の概要
『新しい文章力の教室』の著者は唐木元さんというライターです。
大学時代からライターとして活動しており、ライブドアや幻冬舎などの出版社に勤めてきました。
2008年には、株式会社ナターシャに入社し『コミックナタリー』など複数のメディアを立ち上げています。
そんな唐木さんが社員向けに行っていたゼミの内容をまとめた本が『新しい文章力の教室』です。
ざっくりとした構成は下記になります。
- いい文章の定義
- 文章の作り方
- 校正の仕方
- 主な日本語の文法
僕が今も忘れないのが下記の一文です。
良い文章とは完読される文章である
上記を元にどうすれば最後まで読まれる文章になるのかを100項目にわたって解説されています。
『新しい文章力の教室』で印象に残った3つのポイント
個人的に印象に残った3つのポイントを解説します。
文章はプラモデルのように組み立てる
まず印象に残ったのがこのプラモデル理論です。
なぜプラモが簡単で間違いがないのか。それはあらかじめユニット化されたパーツが用意されていて、箱絵で完成イメージを確認したのち、取説の指示通りに組み立てるからです。
『新しい文章力の教室』より
まさに、Webライターが記事を作成するプロセスまんまですね!
以前、書いていた音楽ブログは構成を考えずに自分の思うままに書いていました。
そんな僕にとって、このプラモデル理論は結構衝撃でしたね。
「なんだ。こうやって書けばいいのか!」って。
あえて言いますが、Webライターを始めるならまずは1章だけ読んでください。
それ以降は読まないでください。
プラモデル理論を自分の中になじませてからでも遅くはありません。
実際、僕も1章で紹介されている構造ノートはやりました。
紙ではなくEvernoteでしたが、それでも効果てきめんです。
やろうと思えば、3000字くらいの記事を2時間ぐらいで仕上げられるようになりますよ!
重複チェック
文章が書くのに慣れてきたら、2章を読んでみましょう。
書き上げた記事をもっと良くするにはどうするかを事細かに解説しています。
そのための推敲として、重複チェックの解説は目から鱗です。
文末が続かないようにするだけでなく、段落の始めが重複していないかのチェックも解説しています。
実際にやってみると、結構大変なんですよね。
でも、これができるようになると大分文章が変わりますよ。
正しい日本語文法
3章以降から、個々の文法やカッコの使い方などを解説しています。
当たり前の内容から、かなりマニアックな内容まで網羅されています。
読めば読むほど、いろんな気づきや発見があるので楽しいですよ。
特にカッコの使い方は「へぇ!」って思われるかもしれません。
まとめ:Webライターを始めるなら必須の本
『新しい文章力の教室』についてレビューしました。
これからWebライターを始めようと思っている初心者はぜひ読んでほしいですね。
もちろん、中級者以上の方も読んでみると新しい発見があるかもしれません。
まさにスルメのような本です。
紙でも電子書籍でもいいので購入し、常に自分の手元に置いておきましょう。
そして、実際に読みながら書いてみてを繰り返せばメキメキと文章力がつきます。
ぜひ読んでみてくださいね。
最後にこの一文を送ります。
そういったこらえ性のない読み手に情報を不足なく手渡し、メッセージを伝えるために、私たちは文章力を磨かなければならないのです。
『新しい文章力の教室