こんにちは。RPAライターのやまもとてつやです。
- ポモドーロ・テクニックってよく聞くけど何?
- 仕事において、集中力が全然続かない……。
- 上司から「生産性上げろ!」ってよく言われるけど、何すればいいんだろ?
当記事では、こんな疑問にお答えします。
会社員であれば、毎日8時間勤務。
午前中ならまだしも、昼から夕方までの集中力ってなかなか続かないですよね。
集中力が続かない状態で仕事をすると……
- 生産性が上がらない
- 毎日残業してから帰宅する
- 家は帰って寝るだけの場所となる
といった生活になります。
僕も、今の会社に勤務し始めた頃はそうでした。
しかし、僕は「ポモドーロ・テクニック」のおかげで、常に定時に帰宅し、夜には副業webライターとして月に5桁の収入を得られるようになりました。
この記事では、僕の仕事の生産性を爆上げしてくれたポモドーロ・テクニックのやり方だけではなく、ポモドーロ・テクニックを実践するためのアプリも紹介しています。
ポモドーロ・テクニックを取り入れることで、
- 仕事の生産性があがり、上司から評価される
- 常に定時に帰れるので、副業の時間が確保でき収入が増える
- 副業に限らず、趣味に没頭できる時間ができるので幸福度が増す
というメリットがあるので、ぜひ1度読んでみてください。
ポモドーロ・テクニックとは?
「ポモドーロ・テクニック」とは、イタリアの起業家であるフランチェスコ・シリロによって作られた時間管理術の1つです。
当時、大学生だったシリロが勉強時間を測るために使ったトマト(イタリア語でポモドーロ)型のキッチンタイマーが名前の由来といわれています。
25分間の作業時間と5分間の休憩を1セットとし、計4回やったら15~30分の長めの休憩を取るのが基本的な内容です。
25分間は作業に集中し、5分間休むことで脳の集中力をキープさせるのがポモドーロ・テクニックの狙いとされています。
ポモドーロ・テクニックがもたらす3つのメリット
では、具体的にポモドーロ・テクニックを取り入れることにより、どんなメリットがあるのかを解説します。
1つのタスクに集中できる
ポモドーロ・テクニックを使うことにより、1つのタスクに集中できるようになります。
原則、1ポモドーロ中は1つのタスクにしか集中してはいけないため、マルチタスクで仕事をするのを強制的に阻止できます。
例えば、資料作成のタスクがあれば、そのタスクが終わるまではメールを見たり電話に出たりなどのタスクに取り掛かることはできません。
強制的にシングルタスクで仕事することで、集中力がキープできるのがメリットになります。
時間の見積もりができるようになる
ポモドーロ・テクニックを使って仕事をしてからは、その仕事に対してどれだけ時間がかかるのかが見極められるようになりました。
25分の作業時間と5分の休憩が1セットのため、それぞれのタスクに必要な時間を計測しやすくなるからですね。
僕の場合1つ記事を書くのに5~7ポモドーロかかるとわかっているので、その5~7ポモドーロをいつまでに行うかなど仕事のスケジュールがたてやすくなりました。
時間管理が苦手な人はポモドーロ・テクニックをとりいれることで、時間の見積もりがたてられるようになるでしょう。
タスクの先延ばしグセが無くなる
時間の見積もりが立てられるようになると、タスクの先延ばしグセも無くなります。
1つのタスクに、大体どれだけ時間がかかるかわかっていれば、前向きに取り組めますよね。
僕自身、発達障害気味でタスクを先延ばしにしがちだったのですが、ポモドーロ・テクニックを取り入れてからタスクの先延ばしが少なくなりました。
「4ポモドーロ(約2時間)で資料が作れるなら、残りの1ポモドーロでメール返信しよう!」と思えるようになったからですね。
タスクの先延ばしが無くなると、生産性もあがるので好循環が期待できますよ。
ポモドーロ・テクニックの基本的なやり方
ポモドーロ・テクニックの基本的なやり方を解説します。
手順は下記になります。
洗い出しは、紙でもアプリでも問題ありません。
アナログな時計でも、スマホのタイマーでもOKです。
タスクが終わるまでは、他のタスクに移行してはいけません。
脳を休めることに全力を注いでください。
ご飯でも食べましょう。
どのタスクに何ポモドーロを使ったのかを記録しましょう。僕はExcelで管理しています。
25分の間でタスクが終わってしまった場合は、他のタスクに移行しても問題ありません。
もし、25分以内に終わるタスクがたくさんあれば、グループ化して1つのタスクとして処理するのがいいでしょう。
なお、25分間の間にどうしても外せない用事ができて中断する場合は、やり直しになります。
会社だと、どうしてもチームワークを求められるので、急に上司や同僚から声をかけられたり会議が入ったりして、なかなか「自分だけの25分間」が取れないと思うんですよね。
その際は、事前に「この時間帯は集中したい。予定を入れないで欲しい」などと根回しするのが有効です。
ポモドーロ・テクニックの効果を高める5つのコツ
やり方は、至ってシンプルなポモドーロ・テクニックですが、ここではポモドーロ・テクニックの効果を高める5つのコツを紹介します。
タスクは細かくし、優先度をつける
1日のタスクを洗い出す時は、なるべくタスクを細かくし、優先順位をつけましょう。
タスクが大きすぎると、何をやっていいのか迷ってしまい、余計な時間を取られてしまいます。
例えば、僕のようなWebライターであれば、記事を1つ書くのにも細かなタスクがあります。
具体的には、
- 構成を練る
- 記事のアウトラインを書く
- 執筆する
- 校正する
- 装飾する
です。
コツは、タスクを25分以内に終わるぐらいの細かさに区切ることです。
大きなタスクは、なるべく細かいタスクに区切り優先順位をつけてこなすのがコツです。
タイマーを使って時間を測る
ポモドーロテクニックを実践するなら、必ずタイマーアプリを使ってください。
ざっくりと自分の感覚でやってしまうと、実際にかかった時間が計測できないからです。
また作業中のボトルネックを見つけるのも難しくなってしまいます。
後述するアプリは、どれもポモドーロ・テクニックを実行するのにオススメのアプリです。
もちろん、実際にキッチンタイマーなどアナログの時計で測ってもいいので、必ず時間を計りましょう。
作業記録を記録する
タスクを終えたら、記録をとりましょう。
何にどれだけ時間がかかって、何に全然時間がかかってないのかを把握することにより、改善すべき点が発見しやすくなるからです。
例えば、ブログを執筆するのに時間がかかっているなら、音声入力で書くなどの工夫が必要です。
しかし、実は装飾に時間がかかっているのであれば、太字にするショートカットキーを覚えたり余計な装飾を削ったりするなどの対策ができます。
必ず記録をとり、あとで見返し、改善することで、より効率的に時間が使えるようになるので記録もつけましょう。
休憩中は、SNSや動画を見ない
僕の経験上、休憩中はSNSや動画は見ないのがいいです。
25分間、作業に集中しているので、休憩中にさらにSNSや動画を見ると、より頭が疲れてしまうんですよね。
僕の場合、軽くストレッチしたりコーヒーを飲んだりしています。
休憩中の5分間は、頭を休めるために使いましょう。
仕事内容に合わせて、ポモドーロの作業時間を変える
基本的にポモドーロ・テクニックの作業時間は、25分間と決まっています。
しかし、その作業時間に関しては、自分の仕事内容に合わせて変えても問題ありません。
例えば、30分×5分間の4セットにしてもいいし、長い休憩時間を1時間にするなど自分のスタイルに合わせて変えましょう。
基本に当てはめすぎて、ポモドーロ・テクニックがやりづらいのであれば、内容を変えてしまったほうが効率的です。
ポモドーロ・テクニックを実行するためのアプリ3選
ポモドーロ・テクニックに使うタイマーは何でもいいですが、下記にポモドーロ・テクニックを実行するのに便利なアプリを紹介します。
TickTick
TickTickは、数あるタスク管理アプリの中でも、唯一ポモドーロ・タイマーがついたタスク管理アプリです。
また、タスク管理アプリとしても素晴らしく、
- タスクの繰り返し
- タグ
- フォルダ
と、機能も充実しています。
さらに、ポモドーロタイマーを使えば、そのタスクに何ポモドーロかかったのかを自動で記録してくれます。
さらに、記録はCSVでダウンロードもできるので、細かい分析も含めたタスク管理をしたい方にはうってつけのアプリです。
無料でも使える機能が多いので、迷ったらTickTickを使うのがオススメです。僕も使っています。
Focus To-Do
「Focus To-Do」はAndroidでもiOSでも使え、Chromeの拡張機能にも対応している万能アプリです。
タイマーはもちろん、作業記録をつけたり作業中に好きな音楽をかけたりできます。
カンタンなタスク管理機能も備えているので、今回紹介した内容を実行するのにうってつけのアプリといえます。
Toggl Track
「Toggl Track」は昔からあるタイムトラックアプリです。
「Focus To-do」同様にタイマーとしても使えますが、Toggl Trackはタスク管理というよりも記録をつけるのに重きをおいています。
大きな違いは、複数のメンバーで管理できる点です。自分のチームにポモドーロ・テクニックを導入したいならToggl Trackの方がいいかもしれません。
まとめ:ポモドーロ・テクニックを使えば仕事の生産性は格段に上がる
というわけで、今日はポモドーロ・テクニックについて紹介しました。
ポモドーロ・テクニックを使えば、仕事の生産性は爆上がりします!!
ぜひ1度試してみてくださいね。
以上、やまもとてつやでした。