こんにちは、RPAライターのやまもとてつやです。
- ExcelVBAエキスパートのスタンダードを受験を検討している
- ベーシックとどれくらい難しいの?
- オススメの勉強法とかある?
当記事では、上記のような疑問にお答えします。
ExcelVBAエキスパートは自分のExcelVBAスキルを証明するのに役立つ資格です。
僕は37歳で人生初の正社員になったとき、何か強みがほしいなと探していたところプログラミングに出会いました。
とはいえ、今からPythonやJavaScriptでエンジニアになるのもキツい。
なので、ExcelVBAを勉強したのですが、その流れでVBAエキスパートも受験してみました。
Basicは簡単でしたが、Standardになると急に難しくなり正直ビックリです。
よく2週間で受かったなぁと、我ながら感心しています。
その甲斐があってか、今は本業のヘルプデスクや副業Webライターの雑務を自動化できるようになりました。
そんな僕ですが、この記事ではVBAエキスパートのStandardの概要から難易度、勉強方法について解説しました。
- ExcelVBAエキスパートのStandardの概要がわかる
- 実際に受験してわかった問題の傾向と対策としての勉強方法がわかる
- 申込みの際にお得になる方法もわかる。
ぜひ1度読んでみてください。
ExcelVBAエキスパートはExcelVBAのスキルをアピールするのに有効
ExcelVBAエキスパートは、自身のExcelVBAスキルをアピールするのにオススメの資格です。
単にExcelVBAの知識があるのはもちろん、高度な自動化や問題解決能力があることを対外的に証明できます。
プログラミング系の知識をアピールする資格ってPython検定ぐらいしか思いつきませんが、初めてプログラミングに挑戦する方には結構しんどいです。
VBAなら、自動化する対象がExcelなので結構わかりやすい。
もちろん、Basicよりもスタンダードの方が難しいですが、昨今騒がれている業務効率化の側面でいえば十分アピールできるとは思います。
ExcelVBAベーシックの取得難易度は易しい
ちなみに、ExcelVBAベーシックは、VBAの基礎が問われる資格です。
範囲としては、変数や構文などの基礎知識や簡単なifステートメントや繰り返し処理の知識が求められます。
実務でVBAを使っている方なら、1ヶ月くらいで合格できるでしょう。
反対に、未経験者であれば3ヶ月ぐらいはほしいところです。
問題も選択形式でしか出題されないので、多少うろ覚えでも消去法で回答できます。
ただ、確実に合格したいなら、実際にコードを書いて挙動を確認するのがおすすめです。
インプットとアウトプットの繰り返しにより知識が定着していきます。
ExcelVBAベーシックは基本知識と操作をしっかり理解すれば十分合格できます!自分でコードを書いて検証するのを忘れずに。
ExcelVBAエキスパートの取得難易度は高め
ExcelVBAエキスパートのスタンダードは、ベーシックに比べて段違いに難しいです。
プロシージャやエラー処理、複雑な関数の使用と範囲もかなり広くなっています。
試験の肝は、以下3つです。
- テーブル
- 検索とオートフィルター
- データの並び替え
特にキツイのがテーブル操作です。
テーブルや検索は普通にExcelを使っているなら必須の知識なので、やはり実務経験があると大きな支えになります。
なお、試験は選択問題だけでなく記述形式でも出題されます。
ベーシック以上に知識を確実なものとしなければなりません。
スタンダードは難しいですが、しっかりと勉強すれば大丈夫です!実務経験があると大きいですね。
ExcelVBAエキスパートの資格取得のメリット・デメリット
ベーシックとスタンダード両方取得して感じたメリットは、ExcelVBAに関するスキルが対外的にアピールできる点です。
実際に成果物を見せなくても、スキルがあるとアピールできる点は大きいでしょう。
もちろん、資格だけでは実際にVBAを使って何ができるかはアピールできません。
そこで、僕は資格取得に加えて本業のヘルプデスクで行ったメールや報告書の作成自動化によってチームの残業時間を減らした点もアピールしています。
デメリットとしては、資格取得のために勉強する時間を割いたり受験料が微妙に高かかったりする点ですね。
しかし、後述の勉強方法や受験料を割引する制度を知っておけば、いくらかデメリットを緩和できます。
どんな資格でも取得には時間と費用がかかります。しかし、合格すればその見返りは大きいので、工夫して挑戦しましょう。
ExcelVBAエキスパートのベーシックとスタンダードの違いは記述問題があるかないか
ExcelVBAエキスパートのベーシックとスタンダードの大きな違いは試験形式です。
スタンダードでは記述問題の存在が難易度を大きくハネ上げています。
ベーシックは選択問題だけなので、多少うろ覚えでも消去法である程度回答可能です。
しかし、うろ覚えだと記述問題が回答できないため、知っているだけでは合格できません。
さらに、記述問題は応用として出題されるため、ベーシック以上に深い知識とスキルが求められます。
スタンダードは記述問題がある分、合格は大変です。ですが、それだけの価値を証明できるともいえます。
ExcelVBAエキスパートのスタンダードの勉強時間は2ヶ月あれば十分
ExcelVBAエキスパートのスタンダードの合格に必要な勉強時間は、2~3ヶ月です。
僕の場合、実務経験と上司の無茶振り(笑)で1ヶ月しか勉強しませんでしたが、普通の人なら2ヶ月で十分でしょう。
ポイントは、時間の使い方です。
1ヶ月目はひたすら公式テキストを読み込み、不明点があれば実際にコードを書いて挙動を確認しましょう。
2ヶ月目は問題集を使って、ひたすらアウトプットします。
もちろん、間違えた部分は後日再挑戦して完璧に理解できるようにしましょう。
ちなみに、上司や同僚、家族に勉強時間を捻出させてくれるように協力を仰ぐことも重要です。
1ヶ月目は基礎固め、2ヶ月目は問題演習。計画的かつ効率的な学習で合格を目指しましょう!
ExcelVBAエキスパートは申し込みはオデッセイコミュニケーションズの公式サイトで
ExcelVBAエキスパートの申込手順をまとめました。
あとはサイトの手順に従えば、申込み完了です。
このとき、受験料はクレジットカード払いにするとポイントもたまります(カードによります)。
申込みはオデッセイコミュニケーションズのHPから申し込み、あとは指示に従うだけです。
ExcelVBAエキスパートの受験料について【社内制度の利用が○】
ExcelVBAエキスパートの受験料を下記にまとめました。
科目 | 受験料(税込) | 割引後の受験料(税込) |
---|---|---|
ExcelVBAエキスパート ベーシック | 13,200円 | 11,880円 |
ExcelVBAエキスパート スタンダード | 14,850円 | 13,420円 |
受験料としては少し高めですが、会社によっては資格奨励金を出している会社もあります。
1発合格すれば、受験料とテキスト代くらいはペイできるでしょう。
しかも、会社によっては、資格手当として給与にプラスされるかもしれません。
勉強は大変ですが、会社からお金をもらいながら資格も取得できるため一石二鳥です。
社内制度を利用して、スキルもお金も稼ぎましょう。
割引受験制度が使えたら使おう
ちなみに、オデッセイコミュニケーションズでは受験料が安くなる割引受験制度があります。
以下の資格があれば、利用可能です。
- マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
- IC3
- ビジネス統計スペシャリスト
- 外交官から学ぶ グローバルリテラシー
- コンタクトセンター検定試験
- 令和のマナー検定
仮に、会社の資格奨励金制度の対象であれば、さらにお得に受験可能です。
申込時に、合格証明書やオープンバッヂがあれば利用できるので積極的に利用しましょう。
ExcelVBAエキスパートの勉強方法はテキストと過去問だけで十分
勉強方法ですが、下記3ステップでOK。
- 公式テキストを購入する。
- テキストのコードを入力して、挙動を確かめる。
- 過去問をひたすら解く。
まずは、公式テキストを購入して一通り読んでみましょう。
そして、実際にコードを書いて挙動を確認してください。
慣れてきたら、コードを少し変えたりExcelの中身を変えたりするのも有効です。
ただ、公式テキストだけではアウトプットが少ないため、別で問題集を用意しましょう。
問題集でおすすめなのは、Excel VBA スタンダード 模擬試験 試験対策です。
Kindle Unlimitedに入っている方なら、すぐに手に入るのでおすすめです。
あとは問題集を解いて、間違えたところは再度見直すのを繰り返せば合格できるでしょう。
テキストで基礎固めをし、過去問で実力をつければ合格間違いなしですよ。頑張りましょう。
まとめ:まずはベーシックだが、経験者であればスタンダードだけもアリ
というわけで、ExcelVBAエキスパートのスタンダードについてまとめました。
あらためて今回の内容を振り返ると、テキストと過去問を使えば十分に合格できます。
普通なら、まずはベーシックからですが、すでに実務で使っている方ならスタンダードからでも問題ありません。
ぜひ、がんばってください。