こんにちは、RPAライターのやまもとてつやです。
- VBAを使って、メールの宛先やCcの設定はどうやるの?
- 宛先やCcは、複数設定できるの?
当記事では、上記のような疑問にお答えします。
以前書いた記事でoutlookのメールを自動化できたとしても、宛先やCcをどうやって設定するか分からないですよね。
僕はVBAを使って最初にやった自動化はメールでした。
日報で送るメールなどを自動化してからは会社を定時に帰宅できるようになり、空いた時間でWebライターとして月に10万ほど稼いでいます。
当記事では、OutlookVBAで宛先やCcを設定する方法について解説します。
- VBAで宛先やCcなどを設定する方法がわかる
- 宛先を設定する時間が省けるので、手が空く
- 理論上、メールの誤送信がなくなるのでミスが減る
ぜひ1度読んでみてください。
また、今回このブログに始めてきた方は、まずは下記の記事をお読みください。
![](https://life-is-simple.blog/wp-content/uploads/2020/08/vba-outlook-object-and-setting-300x157.jpg)
VBAで宛先やCcなどを設定するコード
VBAで宛先やCcなどを設定するコードは、以下になります。
コード | 意味 |
---|---|
.to | 宛先 |
.Cc | Cc |
.Bcc | Bcc |
.subject | 件名 |
.body | 本文 |
意外とあっけないですよね。
Withステートメントで書く前提なので、上記のような表記とさせていただきました。
これをもとに、前回の記事のテンプレートと組み合わせるとこんなコードができあがります。
Option Explicit
Sub メール作成2()
'メール作成時のおまじない
'Outlookアプリケーションオブジェクトの取得
Dim MyOutlook As Outlook.Application
Set MyOutlook = New Outlook.Application
'メールitemオブジェクトの取得
Dim Mailitem As Outlook.Mailitem
Set Mailitem = MyOutlook.CreateItem(olMailItem)
'宛先やCcの設定
With Mailitem
.To = Range("C2") '宛先
.CC = Range("C3") 'Cc
.BCC = Range("C4") 'Bcc
.Subject = Range("C6") '件名
.Body = Range("C7") '本文
End With
'メールの表示
Mailitem.Display
End Sub
宛先の設定には、セルを設定してもいいし直接メールアドレスを指定しても問題ありません。
宛先やCcを複数設定する方法
宛先やCcには、複数のメールアドレスを設定可能です。
セル単体にメールアドレスを複数入れたり、1つの列にメールアドレスを複数入れて変数として設定しても問題ありません。
セル単体の場合、Outlookの表記と同じようにセミコロンで分けて書けばOKです。
メールを表示する
最後にメールを表示させます。
表示させるコードは、(メールの変数).displayとなります。
すると、今まで設定した内容でメールの下書きが表示されます。
あとはそれを送信するだけですね。
まとめ
というわけで、VBAでOutlookメールを送る際の宛先や本文の設定方法を紹介しました。
これでメールの自動化がほぼほぼできるようになります。
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僕は、この勉強法で会社を定時で帰れるようになり、空いた時間でWebライター活動をして月に10万くらい稼いでます。
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本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
![](https://life-is-simple.blog/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)