こんにちは、RPAライターのやまもとてつやです。
- Webライター未経験だけど、どうやって勉強するの?
- 何を勉強すればいいのかよくわからない
- 今まで以上にもっと稼ぎたい
当記事では、上記のような疑問にお答えします。
Webライターは文章さえ書ければ誰でもできるので、人気の副業となりました。
しかし、参入障壁が低い分、挫折する人も多数いるのも事実なんですよね。
僕は2021年からWebライターを始め月に5~10万ほど稼げるようになりました。
1年継続できた要因は、何かしら勉強していたからだと思っています。
逆を言うと、継続できない要因というのは何も勉強していないからです。
でも、初心者や未経験の方にとっては、何を勉強していいのかサッパリわからないですよね。
そこで当記事では、Webライターの勉強方法について解説します。
- Webライターとして何を勉強すればいいのかわかる
- 勉強する理由がわかる
- 自分に一番あっている勉強方法がわかる
僕自身の経験を交えて様々な勉強方法を紹介しているので、ぜひ1度読んでみてください。
Webライターが勉強するメリット3選
まずは、Webライターが勉強するメリットを3つあげます。
- 受注できる仕事量が増える
- 受注できる仕事の幅が増える
- 収入が増える
上記3つの視点で解説します。
受注できる仕事量が増える
勉強すれば、受注できる仕事量が増えます。
たとえば、あなたが金融系のライターだったとします。
しかし実際はカードローンについての記事ばかり書いていて、投資の知識はありません。
そこで投資信託や株式の知識を身につければ、投資や株式の記事が書けるようになります。
当たり前ですが、自分が今書いているジャンルの知識を深めるだけで仕事量が増えます。
上記は専門分野を勉強するメリットですが、他にも正しい日本語を勉強し記事の質が良くなれば、継続に繋がる可能性もあります。
受注できる仕事の幅が増える
勉強すれば、受注できる仕事の幅を広げることができます。
ここで言う仕事の幅とは、仕事内容が増えるという意味です。
実は、Webライターの仕事はSEOライティングだけではありません。
ざっとあげるだけでも
- LP制作
- SNS運用
- YouTubeの台本制作
など、多くの仕事があります。
たとえば、LP制作を受注するにはセールスライティングの知識が必要です。
SEOライティングとは違う知識やスキルが求められますが、勉強するに越したことはありません。
特にSEOライティングだけ続けているWebライターは危険です。
昨今、CatchyやChatGPTといったAIツールによる文章制作はかなり質が高くなっています。
日本語もままならない中途半端な記事を書くだけのWebライターは、今後太刀打ちできなくなるかもしれません。
AIでは代用できないSNS運用やセールスライティングは学んでおくに越したことはないでしょう。
収入が増える
仕事量や仕事内容が増えれば、結果として収入が増えます。
正しい日本語を学び読みやすい記事を書けるようになれば、文字単価が上がる可能性もあります。
注意点としては、仕事量だけを増やして収入をあげないようにしてください。
仕事量が増えれば、その分時間がなくなります。
勉強時間が取れなくなり質が停滞したら本末転倒なので避けたいところです。
個人的には、今受けている案件の質を高めて収入を上げていくのがいいと思っています。
ちなみに、収入が増えるメリットはもう一つあります。
それは増えた分の収入を知識に再投資できる点です。
わかりやすく言えば、増えた分の収入を書籍代やセミナー代にあてることです。
もちろん、たまには飲み会など浪費に使ってもいいとは思いますよ笑
でも、どうせなら自分の知識へと再投資してさらに収入を増やして行く方が生産的です。
Webライターが勉強で身につける5つのスキル
勉強するメリットがわかったところで、じゃWebライターが身につけるべきスキルは何?と疑問がでてくると思います。
結論言うと、下記の5つです。
- 正しい日本語
- SEOスキル
- 情報を取捨選択できるリサーチ
- ロジカルシンキング
- ジャンルに関する知識
それぞれ解説します。
正しい日本語
まず、正しい日本語を学ぶのが大切です。
しかし、この正しい日本語というのが曲者で、ちゃんとできるようになるには時間が必要です。
というのも、僕らが普段使っている日本語が実は間違っていることが多々あるんですよ。
たとえば、「ご飯が食べれる」という言葉があるとします。
意味は通じますが、実は日本語としては間違っています。正しくは「ご飯が食べられる」です。
この「ら抜き言葉」のように普段は何気なく使っている言葉でも、本来は間違っている場合もあるので、日頃のクセを修正するのに時間がかかるんですよね。
逆を言うと、正しい日本語で書けるようになるだけで「このライターは読みやすい記事が書ける!」と、クライアントからも一目置かれるようになります。
ぜひ正しい日本語を身に着けましょう。
SEOスキル
SEOとは、SearchEngineOptimization(検索エンジン最適化)の略称を指します。
要は、自分の書いた記事がGoogle検索で一番最初に来てもらうようにするための施策ですね。
Googleは特定のキーワードで検索された際、どのサイトを表示させるかを決める特殊なアルゴリズムがあります。
検索上位に表示させたいなら、アルゴリズムも含めSEOを知っておく必要があります。
SEOを勉強するなら、本やYouTubeで学習するのが効果的です。
僕がよく見ていたYouTubeは、しかまるさんとなかじさんのYouTubeです。
最近ではSEOに関する本もたくさんあるので、簡単なものを1冊読んでおくだけでも意識は変わるでしょう。
もし体系的に学びたければ、SEO検定を受けてみるのも1つの手です。
情報を取捨選択できるリサーチ
情報を取捨選択できるリサーチ能力も必要です。
SEOライティングでは、検索上位にある記事の内容をもとに構成を組んだり文章を書いたりします。
ただ、1つの記事に何でもかんでも書くのは正直微妙なんですよね。
検索には必ずそのキーワードで検索された理由や意図があります。
たとえば、「パソコン 価格」と検索があった場合「どのパソコンが安いのか」と思って検索したと推測できます。
もし「パソコン 価格」で表示された記事の中に、「そもそも、パソコンとはどんなものか?」など関係ない情報が入っていたらちょっとウザいですよね。
もちろん、網羅性という意味では情報が多いほうが検索順位は上がりやすいでしょう。
ですが、読者からすると余計な情報が一つ入ってるだけで記事を読まなくなるんですよ。
これは、セールスライティングも同様です。
- なぜこのキーワードで検索してきたか
- このキーワードで検索した人のニーズを満たすにはどんな情報を入れたらいいか
- この商品を買ってもらうためには、どんなことを伝えればいいのか
ペルソナ設定にも通じる話ですが、記事に必要な情報は何かを取捨選択できる能力も重要です。
これは実際に経験が必要ですが、情報を取捨選択できるだけで端的で説得力のある文章が書けるようになります。
ロジカルシンキング
ロジカルシンキング(論理的思考)は文章の流れを整理し効果的に伝えるのに役立ちます。
文章は流れや主張に無理があると、途端に読みづらくなります。
- 何について書いているのか
- 書いている内容同士がちゃんとかみ合っているか
- そもそも、書いている内容が不要ではないか
上記3つをチェックしましょう。
とはいうものの、僕もいきなりできたわけではありません。
今の会社の研修でロジカルシンキングを知り、色んな本や記事を見て理解できるようになりました。
一番カンタンなロジカルシンキングを身につける方法は、自分の文章を見てツッコミどころがないかを探すことです。
また、上位記事の内容を見てツッコミを入れるのもいい練習になります。
- 何でこう書くの?
- これってどういう意味?
- この内容おかしくない?
とにかく、あらゆる視点からツッコミを入れてください。
そして、それを満たす文章を書いてください。
はじめの内は大変ですが、これができるようになると読みやすい文章が書けるようになります。
ジャンルに関する知識
自分が書いているジャンルについての知識も外せません。
知識があればあるほど、記事の質や書くスピードが上がります。
最低限の記事を書くには、そのジャンルについての基本的な知識は持つ必要があります。
知識をつけるには、実際に記事を書くのも有効ですが、上位記事のリサーチや読書が有効です。
僕はExcel系の記事を書く機会が多いですが、最新の関数や機能は常にチェックしています。
注意点としては、上位記事の内容が必ずしも正解では無いことです。
1位の記事の内容が誤っているが、3位の記事は合っているというのはよくあります。
決して鵜呑みにせず、常に事実を確認しましょう。
Webライターのスキルを身につける勉強法5選
では、実際にスキルを身につけるための勉強法を紹介します。
- 本を読む
- ブログを運営する
- クラウドソーシングで案件に応募する
- クライアントからの添削を受ける
- オンラインサロンで学ぶ
それぞれ解説します。
本を読む
スキルを身につける手っ取り早い方法は読書です。
ボキャブラリーを増やすだけでなく、構成の作り方や効果的な書き方、伝え方を理解するのに役立ちます。
特に小説は知らない言葉を知るのにピッタリです。
またライター向けの本を読めば、新しいテクニックや戦略を学ぶこともできるでしょう。
実際、僕もWebライター始めたての頃は『新しい文章力の教室』といった定番の本をよく読んでいました。
また初めて書くジャンルでは、事前に入門書を読んでおくとスムーズに書けるようになります。
専門書は読めば読むほどそのジャンルについて正確で情報量の多い文章を書けるようになるので、特化ライターを目指す方にはオススメです。
ブログを運営する
ブログを運営するのも勉強になります。
実際ゼロでは仕事にならないので、まずは自分のブログで記事を書いてみましょう。
自分でブログを運営すれば、
- どうすれば記事を読んでもらえるか?
- SEO施策はどうするのか?
など運営者としての視点が身につきます。
もちろん、視点だけではなく、記事をキッカケに仕事を頂く場合もありますよ。
実際、僕も今のクライアントからは、このブログの記事をキッカケにお仕事させていただき今では1年近く続いていますからね。
ブログの始め方は下記の記事でも詳しく解説しています。
クラウドソーシングで案件に応募する
ある程度、記事を書いたら実際に案件に応募してみましょう。
やはり実践に勝る勉強はありません。
実は応募そのものも勉強になります。
というのも、単に応募するだけでは案件は獲得できないんですよね。
- なぜ、この案件に応募したのか?
- その案件に対して、どんな付加価値が出せるか?
などを提案しないとクライアントには振り向いてもらえません。
とはいえ、初心者にとってはこれは中々大変です。
まずは数をこなさないと、どんな文章がクライアントに響くのかわかりません。
反応を見て検証し、修正して応募するの繰り返しで、クライアントに刺さる提案文が書けるようになります。
クライアントからの添削を受ける
Webライターにとって、クライアントからのフィードバックは重要です。
基本的な書き方はもちろんですが、構成の作り方や表現方法をフィードバックが貰えれば、さらに良い記事が書けるようになります。
いただいたフィードバックはEvernoteやnotionにメモしておきましょう。
ちなみに、フィードバックには、すぐに修正できるものとそうでないものがあります。
すぐに修正できるものは2度とやらないようにチェックリストを作り、次回以降の執筆で見返すようにしましょう。
フィードバックをしっかりと受け、次回以降の案件で反映させれば、クライアントからの信頼を獲得できます。
オンラインサロンで学ぶ
ライターは孤独なので、孤独でも問題ない人が生き残りやすい世界ですが、ただ孤独なだけなのと仲間がいながら孤独なのは違います。
一人で悩むぐらいなら、オンラインサロンに入ってわからないことを聞いちゃいましょう。
僕も2つオンラインサロンに入っていて、元が取れるように勉強しています。
ただ、高額なオンラインサロンには注意しましょう。
基本的には、月1000円からが多いですが、1万以上はよほど信頼できる人でない限りは止めたほうがいいでしょう。
オススメは添削回を定期的に行っているオンラインサロンですね。
まとめ:Webライターとして生き残るなら勉強しよう
というわけで、Webライターの勉強方法について解説しました。
色んな勉強方法があるのでやりやすい方法で勉強するといいでしょう。
Webライターは増加傾向にあり、今後ますます増えていくと思います。
しかし、一方でAIツールの進化によって中途半端な記事しか書けないWebライターはどんどん淘汰されていきます。
もし、あなたがWebライターとして生き残りたいのであれば勉強し続けてください。
自戒を込めてますが、やはり勉強しないと厳しい世界です。
逆を言えば、正しく勉強し続けることでこれから先も活躍できるWebライターになれるでしょう。
僕も頑張ります。