こんにちは、RPAライターのやまもとてつやです。
- 「情報が多すぎて整理できない…」
- 「大事なメモやアイデアがどこにあるかわからない…」
- 「せっかくメモしても見返す時間がない…」
今日はこんな悩みを解決する方法をお伝えします。
現代は、毎日のように新しい情報が洪水の如く降り注ぎます。
そもそも、情報をどう整理すれば良いかがわからないし、ネットや本にある方法を試しても上手くいかない。
そんな経験がお有りではないでしょうか。
そんな僕を救ってくれたのが「セカンドブレイン」です。
セカンドブレインであれば、あらゆる情報を自分の第二の脳として全て管理・整理できるようになります。
しかし、そんな夢のような整理術を実現させる方法はあるのか?
それを実現させるのが、最強のメモツールであるNotionです。
この記事では、Notionでセカンドブレインを作る具体的な方法を解説しています。
セカンドブレインを取り入れたら、ADHD気味の僕でも全ての情報を管理・整理できるようになりました。
ぜひ最後までお読みください。
- Notionでセカンドブレインを構築できる
- 情報を整理する手順とコツがわかる
- セカンドブレインの運用を続ける方法がわかる
セカンドブレインとはあらゆる情報を管理する第二の脳
セカンドブレインとは、あらゆる情報を管理・整理し「第二の脳」として補完する整理術です。
簡単に言えば、記憶の部分をデジタルツールにお任せしようというわけです。
セカンドブレインを導入すれば、必要な情報を抽出・整理できるだけなく、どんな情報かもわかるようになります。
具体的には、4つのフォルダとCODEメソッドと呼ばれる要約術を使って、整理します。
4つのフォルダの役割を以下にまとめました。
- Project:今取り組んでいること(仕事関係)
- Area:自分の役割に関わること。時間をかけて取り組みたいこと(家族・コミュニティ)
- Resource:後々、何か役にたつかもしれないことや実行するだろうこと(趣味・取扱説明書など)
- Archive:もう興味がなくなったこと(終わった仕事など)
さらに抽出した情報はCODEメソッドで整理してまとめます。
- Capture(収集):自分の心に響く情報を取り上げる
- Organize(整理):PARAフォルダのどこに仕分けるか
- Distile(抽出):取り出した情報の本質を見極める
- Express(表現):その情報からの成果をアウトプットする
上の2つの方法を実践することで、最強の情報整理が実現できるでしょう。
具体的な方法や考え方は、セカンドブレインの本にも書いてあります。
なぜNotionをセカンドブレインツールとして選ぶのか
セカンドブレインを構築するには、EvernoteやObsidianなどのデジタルノートが必要となります。
ツールの中でも、おすすめなのはNotionです。
なぜnotionが良いのか?理由は以下の3つ。
- 無料で構築可能
- 複数デバイスで管理可能
- データベース機能が強力
中でも、データベース機能はNotionならではの機能です。
データベースだけでセカンドブレインを構築できるので、余計なページができないのも大きなメリットになります。
Notionでセカンドブレインを構築する方法
Notionでセカンドブレインを作るには、以下の手順で進めます。
空ページを作成し、データベースのテーブルビューをいれる。
とにかく、あらゆる情報を入れておきます。
タスク管理にGTDという方法がありますが、同じ要領で今抱えている情報を全て入れておきましょう。
このときは特に意識して情報を整理する必要はありません。
あくまで、自分が抱えている情報を全て入れましょう。
様々なツールから情報を集約するので、時間はかかりますがここで妥協せずにやるとだいぶ楽になります。
集めた情報をもとに、情報をわけましょう。
僕の場合、セカンドブレインの4つのフォルダに従って分けると、以下のようになりました。
PARAフォルダ | 意味 | 具体的な情報の例 |
---|---|---|
Project | 今取り組んでいること | ・本業や副業のタスクに関わること |
Area | 自分の役割に関わることや時間をかけて取り組みたいこと | ・家族関係 ・副業のマニュアルやフィードバック ・ブログネタ |
Resource | 後々、何か役にたつかもしれないことや実行するだろうこと | ・家電製品の取扱説明書 ・Web記事 ・趣味のドラム譜 |
Archive | もう興味のないこと | ・必要ないもの |
あまり完璧にしないで、自分がわかるようであればOKです。
あとは集めた情報を設計した分類方法通りに整理しましょう。
このときに使うデータベースの機能は以下の2つだけ。
- セレクト
- マルチセレクト
前者には4つのフォルダを入れておきます。
また、マルチセレクトのカラムを作成し、情報を大まかにカテゴライズしておきましょう。
余裕があれば、各フォルダやカテゴリごとにフィルタリングしたビューを入れておいてもOKです。
完成したら、あとは運用するだけです。
メモしたいことがあれば、データベースの新規ボタンから情報を入れていきましょう。
Notionで構築したセカンドブレインの運用は完璧を目指さない
Notionで構築したセカンドブレインの運用で最も大切なのは、完璧を目指さないことです。
以下の3つを意識しましょう。
- まずは情報を入れることを優先
- 整理は後からでもOK
- 使いながら少しずつ改善する
セカンドブレインの目的は、あらゆる情報の整理と管理です。
ですので、細かい情報であっても忘れたくない情報であれば、まずは入れておきましょう。
入力するときは、ざっくりとPARAフォルダと日付だけ入れておき、あとでカテゴライズします。
僕の場合、本格的なカテゴライズは週に1回やっています(たまに忘れますけど)。
まとめ:Notionでセカンドブレインを構築すれば記憶から開放される
以上、Notionでセカンドブレインを構築する方法について解説しました。
セカンドブレインはこの情報過多の時代になくてはならない整理術であると、僕は確信しています。
そのセカンドブレインを構築するツールとして、Notionはまさに理想的です。
セカンドブレインを構築すれば、
- 必要な情報にすぐアクセス
- アイデアの関連付けが容易
- 知識の再利用が簡単
ができるようになります。
また、記憶から開放されるので、自分はクリエイティブな方向への仕事に注力できます。
とはいえ、セカンドブレインの運用に溺れていては意味がありません。
まずは完璧じゃなくてもいいので、小さく始めて自分だけのセカンドブレインを少しずつ育てていきましょう。
今回の記事が気になる方は、ぜひセカンドブレインの本も読んでみてはいかがでしょうか。