こんばんは。ヤマテツだ。
今日はずっと前からやろうやろうと言ってて中々できなかった「書評」をやろうと思う。
まずは最近買った「これからのお金の教科書」から始めてみようと思う。
僕の書評を読んで少しでもこの本を読んでいただけたら幸いだ。
この本を買った理由
結論、冒頭のこのメッセージに痺れたから。
会社から貰う給料が「安く定まる」と書いて「安定」なんです。
僕は37歳で会社員となり、それなりに安定しているなと思ってからのこの一文。
今の僕に、かなりのインパクトを与えてくれ中身云々抜きで買った。
著者:田端信太郎とは?
個人的に田端信太郎さんは「プロのビジネスマン」という言葉が当てはまる人だと思っている。
NTTデータから始まり、リクルート、ライブドア、LINE、株式会社ZOZOといった名だたる会社の役職を経て現在はビジネス系のYouTuberとして知られている。
Twitterではかなりオラオラな感じのツイートが見られるが、この本ではそういった感じは全く受けない。
むしろ、自身の経験を丁寧に事細かくお金について知らない人に諭すように教えている感じの文章だ。
Twitterをフォローしている人なら、このギャップは結構ビックリすると思う。
これからのお金の教科書はお金に関する様々な視点を与えてくれる
肝心の内容だが、一言で言えば
「お金に関する色んな視点を与えてくれる」
あまり詳しく書くとネタバレしてしまうのでアレだが、個人的に収穫だったのが
「資本とは何か」
がわかったこと。
資本という言葉を聞くと、一般的には大量のお金をイメージするかと思う。
だが、この本で言っている資本とはそれとは意味が全く違う。
自分でお金を生み出すことのできるスキルや知識やモノも資本とこの本では言っているのだ。
これからのお金の教科書を読んでやるべきと思ったこと
ここからはこの本を読んでやるべきアクションを挙げてみる。
自分のやりたいことに対して、具体的な金額を見積もってみる
第一章で言っていたのがこれだ。
とにかく一度、自分が満足して一生を終えられるために実現したいことを全て書き出して、そのために必要な費用総額を見積ってみてください。
そしてそこから逆算して、どれだけの収入が必要なのかを、仮の計算でもやってみてください。
まずはとにかく目標設定。
そこで、僕自身が今現在やりたいことをあげてみた。
- アコースティックドラムが叩けるスタジオ付の家を建てる
- 嫁のために建てる家はキッチンを広くする
- 子供がやりたいことはとことんやらせる。お金のために子供の夢にブレーキをかけない
- 毎年ハワイに行けるくらいの家族旅行をする
現時点で思い浮かぶのがこれだけだが、例えば毎年ハワイに行くぐらいの家族旅行となると昔嫁が言ってたのが
「毎年50万は積み立てないとね」
とのこと。
これだけではザックリすぎるので、例えばホテルはハレクラニのスイートルームとかディナーはこことか決めてじゃあいくらってやるのがいいだろう。
ちなみにもし50万なら、1年でその積立を作るのに毎月42000円前後が必要になる。
それが捻出できなければ、何か出費を切り詰めるか収入を上げるしかないと言うわけだ。
例が長くなったが、これから僕は家を建てるための見積を作ってみようと思う。
多くは稼がない
そして、重要なのが見積を立ててみてその金額が非現実的でないことを知ることだとも言っている。
大事なのは、とにかくただ多くを稼げばいいというわけではないことに気づくことなのです。多く稼げば稼いだだけ幸せになれるわけではありません。自分に本当に必要な範囲でお金を稼ぐ。稼ぐことそれ自体を目的にしない。ここの発想は絶対に忘れてはいけない。人生全体を満足して終えるために必要なお金の額というのは、ほとんどの人にとって、そんなに非現実的で天文学的な金額にはならないものです。
経済や会計の知識をつける
この本を読んでみて経済や会計の知識を身に着けようと思った。
僕は20代の頃は根っからのバンドマンだったので、正直バカなのだ。
幸い、嫁は金融関係に勤めているので税金に関する知識は任せたい。
ただ嫁には会計の知識が無いとのことなので、僕はそこを補填しようと思った。
実際に田端さんもこのように書いている。
「お金持ちになる」ことを考えるなら会計の知識のほうが優先順位は高い。
会計の知識をつけることによって、フローではなくストックの視点を持つことが重要とのことだが、要は時間の切り売りだけで稼ぐだけを考えてはいけないということだ。
実際、僕もツイートするくらい感動した視点がある。
どんなにフローで稼げても、ストックがない限りは資本家ではないということだ。
たしかにスポーツ選手は引退したら、そこのフローが無くなってしまうのでストックが無ければ厳しい。
まとめ
というわけで今日はこれからのお金の教科書について書いてみた。
あえて書かないが、あとがきに僕が涙した一文がある。
もし、この本を読んで僕と同じようにその状態を目指していただけたらいいと思う。
正直、文章に拙い表現ばかり目立つと思うが少しでもこの本を読んでくれたら幸いだ。