こんにちは、RPAライターのやまもとてつやです。
- Webライターを始めるのに、必要なものを知りたい
- 必要なものの選び方を知りたい
- なぜ必要なのかを知りたい
当記事では、上記のような疑問にお答えします。
今年こそ副業を始めたいと思っている方にこそ、Webライターはオススメです。
以前より参入障壁は高くなりましたが、それでも人気の副業であることに変わりありません。
とはいえ、これからWebライターを始めるのに具体的に何が必要なのか知りたい方も多いのではないでしょうか。
僕は2021年10月にWebライターを開始し、開始2ヶ月で約4万円ほど稼ぎ、多いときには月10万くらい稼ぎました。
当記事では、Webライターを始めるのに最低限必要なものを完全初心者向けにまとめたので、ぜひ1度読んでみてください。
- Webライターを始めるのに、最低限必要なものがわかる
- 必要なものをどう選ぶかがわかる
- モノだけでなく知識として必要なものもわかるので始めやすい
【優先度最高】最低限必要なもの
まずはこれがないと始まらないというものをリストアップしました。
パソコン
何はともあれ、パソコンは必須です。
執筆だけならスマートフォンでもできますが、パソコンなら圧倒的に早く文章が書けます。
デスクトップとノートパソコンのどちらを買うかは、外で作業したければノートパソコンがオススメです。
スペックに関しては、以下の条件を満たしていれば問題ありません。
- Core i5以上のCPU(AMD製ならRyzen 5)
- 8GB以上のメモリ
- Office付き
ちなみに僕はDELLのInspironを使っています。
サイズは14インチと持ち運びしやすい上に、画面も広いのでオススメです。
スマートフォン
今さら書くまでも無いとは思いますが、スマートフォンも必要です。
副業でライターをするなら通勤中や昼休みで作業することが多いと思うので、なるべく入力しやすいスマートフォンを選びましょう。
特にSNS運用の仕事をしている方は、外出先で浮かんだ内容を反映させたり急な修正依頼にも対応できたりします。
また、パソコンで書いた記事がスマートフォン上でどう見えるかを確認するためにも必要です。
パソコンではいいと思っても、スマートフォンで見ると意外と冗長だなと思える表現があるので、修正する際にかなり使えます。
ちなみに僕はiPhoneを使っています。
Wi-Fiなどのインターネット環境
在宅中心でライター活動をするなら、Wi-Fi環境も揃えておいたほうがいいでしょう。
オススメは光回線ですが、環境によっては難しい方もいると思います。
どうしても無理な場合は、ポケットWi-Fiなどを新規に契約して使う他ありません。
選び方ですが、契約中のスマートフォンと同じ通信会社に揃えましょう。
たとえば、docomoを利用しているならドコモ光といった具合です。
同じ会社であれば割引も効くので固定費が抑えられます。
Googleアカウント
仕事用でもいいので、Googleアカウントも作りましょう。
Googleドキュメントでの納品を希望するクライアントもいるので、使えないだけで機会損失になります。
普段Wordに慣れている方にとってGoogleドキュメントは使いにくいかもしれないですが、慣れてくるとWordよりも使えます。
特に修正依頼等でコメントや共有機能もかなり使うので覚えておいて損はありません。
ポートフォリオとしてのブログ
Webライターを始めるなら、すぐにブログを作りましょう。
駆け出しの頃は実績もないため、仕事がなかなか獲得できません。
初めのうちは、ブログで書いた記事をポートフォリオとして営業してくのが王道です。
実際、自分もこのブログの記事を元に今のクライアントと繋がりました。
実績がつけば、ブログから問い合わせに繋がり仕事に繋がるケースもあるので、ぜひブログを作りましょう。
ブログの始め方については、下記の記事でも詳しく解説しています。
クラウドソーシングサービスのアカウント
ある程度、ブログに記事が溜まったらクラウドソーシングサービスに登録しましょう。
最初はクラウドソーシングで仕事を獲得するのが、1番手っ取り早いです。
代表的なサービスとして、ランサーズやクラウドワークスがあげられます。
どちらも国内最大級のクラウドソーシングサービスなのでどちらか1つだけでも登録しましょう。
無料の上、10分くらい登録できますよ。
ChatWorkなどのクライアントとの連絡ツール
クライアントとのコミュニケーションツールも用意しておくと便利です。
通常、クラウドソーシングで知り合ったクライアントとはサービス内で連絡するのが鉄則です。
しかし、中にはChatWorkかSlackでのコミュニケーションを要求するクライアントもいます。
この場合、事前にクラウドソーシングサービス側にサービス外の連絡を承認してもらう必要があるので注意しましょう。
Officeソフト
Officeソフトも必須です。
Googleドキュメント同様に、Wordファイルで納品するケースもあります。
Excelがあれば収支計算表。PowerPointがあれば図解や営業資料を作れるようになります。
Officeが標準搭載されているパソコンもありますが、なければ個別で購入しましょう。
標準プランであれば、月1500円程度で使用できます。
報酬振込用の口座
報酬振込用の口座は、普段使っている口座と別に用意しておきましょう。
クラウドソーシングサービスによっては、指定の銀行口座にすれば手数料が低くなります。
たとえば、クラウドワークスは楽天銀行なら手数料は100円で、楽天銀行以外だと500円と5倍も違います。
また確定申告をする際に、口座を1つにしておくと帳簿も作りやすいという利点があります。
スキルとして必要なもの
Webライターとして稼ぐためには文章力だけでなく、クライアントとの交渉スキルなども必要です。
以下に、Webライターに必要なスキルを解説します。
営業スキル
意外かもしれませんが、Webライターにとって営業スキルは必須です。
仕事獲得はもちろん単価交渉にも営業スキルは使います。
営業スキルを身につけるには、自分自身の強みをハッキリとさせクライアントに伝えてみてください。
自分が巻き取ることでメリットのある業務は何かを考えて提案してみると、単価があがったり新しい仕事が獲得できるようになりますよ。
コミュニケーションスキル
Webライターはクライアントとのコミュニケーションが頻繁にあります。
僕が始めた頃は最低限の人間関係としてやりたかったのですが、仕事なのでそうもいきませんでした笑。
どんな仕事でも、コミュニケーションスキルは必要不可欠です。
クライアントとやりとりする場合、相手の時間を奪わないような的確な質問をするのが肝心です。
具体的には、調べたらわかることを質問しないようにすればOKです。
ただし、記事の方向性や要望など確認しないとお互いに時間を取られるだろう質問は必ずしましょう。
僕はこれを怠ったことで、結構痛い目にあってます笑
リサーチスキル
記事を書くためには、リサーチスキルが必要です。
ここで言う、リサーチスキルは単に情報を集めるだけのスキルではありません。
リサーチスキルを磨くためには、その情報がウソかもしれないと疑うスキルも必要です。
たとえば、Google検索で得た情報が本当に正しいかどうかを調べてみましょう。
本を読んだり別のサイトの情報を見たりすることで、その情報が使えるかどうかを疑う目が養われます。
最近はChatGPTに代表されるAIが話題ですが、回答内容を鵜呑みにしてはいけません。
間違った情報で堂々と記事を書いてクライアントに迷惑をかけたら、損害賠償になるケースもあります。
はじめのうちは難しいと思いますが、情報を収集してまとめるスキルだけでなく情報を疑うスキルもつけましょう。
論理的思考力(ロジカルシンキング)
Webライターは、読者にわかりやすい文章を書くために、論理的思考力が必要です。
論理が破綻した文章ほど読みにくい文章はありません。
とはいえ、僕も最初からできたわけではなく今の会社に入ってから徹底的に論理的思考を鍛えられました。
論理的思考力を磨くためには、論理的思考に関する本を読んだり読んでいる文章に対してツッコミを入れてみるのが有効です。
- 〇〇って何だろう?
- これってどういうこと?
- なんかおかしいな
と考えながら読むことで、文章の論理破綻を見つけやすくなります。
知識として必要なもの
Webライターにとって幅広い知識を持っていることは非常に重要です。
特に以下の項目については、しっかりとした知識を持っていることが求められます。
SEOに関する知識
SEOとは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の略を指します。
要はGoogleで上位表示されるようにするために行う施策です。
Webライター案件の多くはSEO記事なので、SEOの知識があればより多くの読者に読まれるような記事が書けます。
タイトルやディスクリプションはもちろんですが、共起語や画像のAltタグもSEO施策です。
簡単な本を1冊読むだけでも違うので、頭に入れておくといいでしょう。
著作権などの法務知識
著作権に関する知識も重要です。
良かれと思って引用した文章や画像が著作権を侵害していると、クライアントから損害賠償を求められるケースもあります。
引用する際はクライアント毎にレギュレーションが決められているはずなので、必ずチェックしてください。
著作権の専門資格もあるので、余裕があれば取得するのも手です。
執筆ジャンルに関する知識
自分が書くジャンルによって、必要な知識が異なります。
たとえば、健康・美容系の記事を書く場合には、栄養学や薬機法などの知識が必要です。
IT系であれば、プログラミング言語や最新の技術動向などの知識が求められます。
僕の場合、ExcelやRPAに関する記事を書いているので最新の関数や使い方、自動化の事例についてよくチェックしています。
自分の担当ジャンルについての知識があればあるほど、執筆スピードもあがるので収入もあがります。
確定申告の知識
Webライターは、確定申告に関する知識も必要です。
副業でもフリーランスでも、ある程度稼いだら確定申告は必須です。
会計ソフトがあればカンタンにできますが、副業ライターは雑所得で申告するケースがほとんどなのでExcelだけで十分対応できます。
あったら便利なもの
ここからはあったら便利なものなので、必要に応じて揃えてください。
モニター
モニターがあると、作業スペースを広げることができます。
画像選定や執筆を同時に行ったり、複数のウィンドウを開いて作業できたりするため、作業がはかどります。
普通のモニターなら2〜3万くらいで購入可能です。
僕の場合はHPの20インチくらいのモニターを使用しています。
notionなどのメモツール
notionのようなメモアプリを使えば、どこでもアイデアを記録し、整理できるようになります。
notionについては下記の記事でも詳しく解説しています。
TwitterなどのSNSアカウント
できたら、TwitterなどのSNSも始めましょう。
特に、Twitterは多くのライターや編集者が利用しているため、他のライターやクライアントと交流したり、知見を得たりできます。
また、Twitterから仕事を得られるケースもあるので、アカウントを育てておくに越したことはありません。
僕も一度経験がありますが、クラウドソーシングで募集している案件よりも条件が良かったので、ぜひやってみてください。
Canvaなどの画像編集ツール
Webライターは、記事にマッチした画像を使うことで、より読者にアピールできます。
大抵はpixabayのような無料画像サイトから抜粋しますが、Canvaなどの画像編集ツールで加工すればオリジナル画像も作れます。
Canvaには無料素材も多数取り揃えているため、著作権を侵害する心配もありません。
余裕があれば、画像制作にも挑戦してみてもいいでしょう。
まとめ:最低限必要なものを揃えてWebライターをはじめよう
以上、Webライターに必要なものをまとめました。
いきなり、全部揃えるのは大変なので、まずは最低限必要なものを揃えてから始めてみましょう。
ある程度、稼げるようになったら徐々に揃えていけば問題ありません。
実際、僕も駆け出しの頃はパソコンと本だけを揃え、モニターなどは初報酬で買いました。
今回の記事が参考になれば幸いです。