こんにちは、RPAライターのやまもとてつやです。
- Upworkは日本人でも稼げる?
- Upworkで日本人ができる仕事は?
- 日本人として稼げるようになるには?
今日はこんな疑問にお答えします。
最近、話題にあがっているUpworkという海外クラウドソーシングサービス。
外貨が稼げる副業として最近よく耳にするかと思いますが「日本人でも稼げるのか?」と思う方も多いではないでしょうか。
もっといえば「わざわざ苦労してまで海外サービスで稼ぐ必要あるのか?」って思いますよね。
そこで、当記事ではUpworkを日本人がやるメリットやできる仕事、実際に僕が稼ぐまでに行ってきたことを書きました。
2023年にUpworkを始めて以来、現在は1つの継続案件だけで約3,000ドル分稼いでいます。
頑張れば、Upworkは他のクラウドソーシングサービスよりも稼げる上、スキルも身につきます。
そんな世界に飛び込んでみたい方は、ぜひ読んでみてください。
- Upworkを日本人がやるメリットがわかる。
- Upworkで日本人ができる仕事がわかる。
- Upworkで稼ぐまでにやったことがわかる。
Upworkを日本人におすすめする理由3つ
Upworkは、世界中のフリーランサーとクライアントをつなぐオンラインプラットフォームです。
日本人の僕にとって、Upworkは単なる仕事探しの場所以上の価値があります。
その理由を以下3つの観点から解説します。
- 円安効果で稼げる
- 英語スキルが身につく
- 仕事の幅が広がる
円安効果で稼げる
Upworkの報酬はドルで受け取れるため、円安効果で稼げます。
東日本大震災が発生した2011年あたりは、1ドル80円台を推移していました。
しかし、今は1ドル150円前後なので、外貨を稼いだほうが日本人にとってメリットになります。
たとえば、1ドル80円の仕事で100ドルを手に入れた場合、円に換算すると8,000円です。
しかし、1ドル150円であれば同じ100ドルの仕事で15,000円となるので、7,000円もの差がつきます。
そんなうまい話があるかと思うかもしれませんが、海外クライアントは、日本の物価水準を考慮せずに報酬を設定していることが多いです。
ですので、同じ仕事であっても日本国内よりも高い報酬を得られます。
実際、僕が受けているSEOライティングも日本だったらせいぜい文字単価1~2円ぐらいなのに対し、Upworkなら文字単価3~5円は当たり前です。
昔は、日本に出稼ぎに来るのが常識でしたが、今は日本人が海外に出稼ぎするのが常識となりつつあります。
英語スキルが身につく
Upworkで仕事をしていると、自然と英語にふれるようになります。
クライアントとのコミュニケーションやカバーレター(提案文)の作成など、ビジネス英語のスキルが磨けます。
英語が苦手であれば、始めはDeepLやChatGPTなどの生成AIを使えば、問題ありません。
ただ、仕事をこなしていくうちに「こういう表現はこういうことを言ってんだな」とわかるようになるので、自然と英語スキルはあがります。
ただし、生成AIばかりに頼っていては、本当の意味でスキルは身につきません。
あくまで、生成AIは補助ツールだと割り切って、ビジネス英語など実際の英語スキルは常に磨いていきましょう。
仕事の幅が広がる
Upworkでは、世界中のクライアントと仕事できるため、日本国内だけでは出会えないような多様な仕事の機会があります。
たとえば、SEOライティングなら日本ではあまりお目にかかれない以下のジャンルの執筆経験が得られます。
- オンラインカジノ
- eスポーツ
また、Upworkは日本では仕事にならない仕事であってもお金になります。
例としては、以下のようなものがあります。
- Excelの関数入力
- 日本の飲食店の予約代行
- 録音
すごいスキルは持っていなかったとしても、こうした小さなスキルをきっかけに自分のキャリアや立ち位置を形成できるのもUpworkならではです。
Upworkで日本人が活躍できる仕事3つ
Upworkで、日本人が活躍できる以下3つの仕事を紹介します。
- 英日翻訳
- 日本語ライティング
- 録音
英日翻訳
まず、経験して欲しいのが英日翻訳です。
「生成AIが広まっているから、そんなに需要ないんじゃないの?」って思われるかもしれませんが、実際は逆で以下のニーズがあります。
- 海外企業のWebサイトやアプリ
- 学術論文
- 技術書
- マーケティング資料(WordやPowerpoint)
実際、僕がやっているのが一番上のWebサイトで、eスポーツ系の記事を翻訳しています。
「こんなもん、ChatGPTで一発じゃん」って思われるかもしれませんが、単に翻訳するだけなら仕事にはなりません。
生成AIで粗く翻訳するのは有効ですが、実際には言葉のニュアンスや業界特有の表現へと適切に変えるスキルが必要です。
また、医療や法律、ITジャンルでよく見かける学術論文や技術書を翻訳する際は、相応の専門性をもっているとより稼げるようになるでしょう。
実際、僕自身もIT系の技術書翻訳の仕事を手に入れるべく努力はしています(努力だけね……)。
英日翻訳は、生成AIを使えば割と簡単にできる仕事ですが、クライアントによっては生成AIだけの使用は禁止しているので注意しましょう。
日本語ライティング
日本語ライティングもおすすめの仕事です。
日本人としての強みを最大限に活かせるうえ報酬も高いため、ライティング経験がある方にはかなりおすすめの仕事といえます。
具体的な内容は、以下のような日本のクラウドソーシングでもよく見かける内容です。
- ブログ記事の執筆
- Webサイトのコンテンツ作成
- 製品レビュー
- SNS投稿
僕の場合、1番目と2番目の経験がありオンラインカジノのレビュー記事や解説記事を執筆しました。
「日本と同じなら、わざわざUpworkでやらなくてもいいじゃん」と思われるかもしれませんが、Upworkであれば同じ仕事でも報酬がかなり違います。
通常、日本のSEOライティングは文字単価1~2円が妥当で、ひどい場合は1円以下になります。
SEOライティングで文字単価3円以上となると、構成の作成やキーワード提案などある程度のスキルが必要です。
文字単価5円からとなると、インタビューライティングやセールスライティングといった特別なスキルも必要となってきます。
セールスライティングならまだしも、人とあまり話すことが好きでない方がインタビューライティングなんて大変ですよね。
実は僕自身あんまり人と話すことが得意じゃありません……(僕に出会ったことのある人はそう言わないですけど)。
しかし、Upworkであれば単純な執筆作業であっても文字単価3円以上が普通です。
円安効果や海外クライアントが日本の物価水準を考慮せずに発注するため、通常のSEOライティングでも満足できる報酬が得られるでしょう。
僕の場合、オンラインカジノのレビュー記事で10,000字書いて300ドルでした(1ドル150円として、45,000円)。
もちろん、単に文章を書くだけでは仕事にはなりません。
基本的な日本語の文章力やクライアントの要望を理解し、適切なトーンや文体で書く能力は要求されます。
録音
録音の仕事も日本人におすすめです。
録音の仕事で、需要があるのは以下3つです。
- ナレーション
- ポッドキャスト
- 電化製品の音声案内
録音では、発音の正確さや感情表現の豊かさ、そして一貫したトーンの維持が求められます。
僕の場合は、一番下の電化製品の音声案内を経験しており、30分で10ドルくらいだった記憶があります。
単にスマホに録音して、その音声データを渡すだけなので非常に簡単でした。
本格的に録音の仕事をするなら、良質なマイクと静かな録音環境は用意しておきましょう。
また、様々なポートフォリオを用意しておくこともクライアントに自身の能力をアピールするという点でおすすめです。
しかし、録音は簡単にできる仕事なので、競争が激しい点は否めません。
常に、クライアントのニーズに答えるのと様々な現場を経験する姿勢が成功の鍵となります。
個人的には、録音はサブの仕事として受け持ち、メインの仕事は別であったほうがいいでしょう。
日本人の自分がUpworkで仕事を得るまでにやったこと
Upworkで最初の仕事を得るのはかなり大変です。
僕がUpworkで仕事を得るまでやったことをいくつかあげてみます。
- プロフィールを作り込んだ
- ひたすら応募した
- 仕事を絞った
プロフィールを作り込んだ
Upworkで日本人が成功するためには、魅力的なプロフィールを作成することです。
プロフィールは、クライアントに自身のスキルや経験をアピールするものなので、プロフィール次第で仕事獲得の可能性を大きく左右します。
個人的に大きく違うなと思ったのは、日本で取得した資格の9割強が使えない点です。
たとえば、国内で金融系の仕事を手に入れる際、FP2級があれば取れるとよくいわれますが海外では意味がありません。
あくまで、あなたがどんな仕事をしてきたのかというポートフォリオが重要になってきます。
とはいえ、始めたばかりでは、ポートフォリオというのも難しいものです。
せめて、写真は顔がはっきりと見えるものを使いましょう。できれば写真屋さんで撮ってもらうのが1番です。
また、自己紹介文では、以下の内容を盛り込みましょう。
- 得意分野
- 経験してきたこと
僕の場合、Webライターの経験があるので、日本語の文章作成能力は人並み以上にあります。
ですので、機械翻訳を自然な日本語に仕上げる能力はあるかなと思ったし、日本語コンテンツも作成できます。
さらに、日本で書いた記事をポートフォリオを掲載することで、自身のスキルを裏付けてみました。
もし、あなたに声優の経験(学校でも可)があれば録音の仕事に役立つと思いますし、とにかく何かしら武器になるだろうものを考えてみましょう。
ひたすら応募した
Upworkは、最初はなかなか仕事が取れないので、諦めずにひたすら応募し続けることが大切です。
僕自身もいけると思ったら、新しい仕事に応募してはコネクトを購入するなどを繰り返してきました。
そこでわかったことは、提案書の書き方です。
日本では、よくライター系のインフルエンサーがSNSなどで提案書のテンプレートを発信してますが、Upworkでは通じません。
むしろ、テンプレート当てはめただけの内容はバレますし、長いと思われて無視されます。
Upworkでは、自分の能力がどう役に立って、どんなことをしてきたかを書くだけで十分です。
ちなみに、僕が参考にしたのはこのYouTubeです(字幕を日本語にして見てください)。
とにかく、日本以上に顔を出さなきゃいけないことは覚悟しましょう。
仕事を絞った
Upworkでは、最初は幅広く仕事に応募することも重要です。
ですが、徐々に自分の得意分野や興味のある分野に絞っていくことも大切になってきます。
やはり、自分の強みを最大限に活かせる分野に集中したほうが、効率的に仕事を獲得できます。
僕自身も録音やExcelの関数入力など、自分が得意だろうと思うことをやってきました。
ですが、やはり翻訳や日本語ライティングなど好きなジャンルに絞ったら稼げました。
僕自身書くことが好きですが、スキルはペーペーですw
もちろん、やりたい仕事がハッキリしなければ、まずは日本人としてできる仕事をいろいろやるのも1つの手です。
そして、後々こっちのほうが稼げるし面白いとわかったら、自分のスキルや興味に合わせて仕事を選びましょう。
最終的には、その道の専門性を築くことで、より報酬の高い仕事ができるようになります。
まとめ:日本人でもUpworkで稼げるよ
というわけで、Upworkで日本人が成功するためのちょっとしたアドバイスや仕事を解説しました。
Upworkは、日本人でも問題なく稼げます。
未曾有の円安効果で国内以上に稼げる上、英語スキルの向上や多様な仕事のチャンスなど、多くのメリットがあります。
最初はなかなか仕事を得ることはできませんが、継続的に募集したりプロフィールを作り込んだりすれば問題ありません。
偉そうなこと言ってる自分もまだまだ×100です。
ぜひ、一緒にUpworkで挑戦してみませんか?