こんにちは、RPAライターのやまもとてつやです。
- Upworkって詐欺案件あるの?
- 詐欺案件にはどんな特徴がある?
- 詐欺案件にあわないためにはどうすればいいの?
今日はこんな疑問にお答えします。
Upworkは世界最大級のクラウドソーシングサービスです。
日本のクラウドソーシングに比べて、比較的スキルのいらない仕事もあるので、どんな方でもできる仕事があります。
しかし、全ての仕事が健全ではなく、中には詐欺案件も含まれています。
詐欺があると聞くと、どうすれば詐欺にわなくて済むのか気になりますよね。
実は私自身も最初の仕事は詐欺案件でした。
音声録音の仕事でしたが、当時の無知な自分は知らずにホイホイと仕事をし、報酬が受け取れなかった苦い記憶があります。
以来、受注する前に案件を精査し、今では詐欺にあうことなく翻訳や日本語ライティングで月に300ドルほど稼げるようになりました。
この記事では、Upworkの詐欺案件の特徴から対策、Upwork自体の安全性について解説しています。
ぜひご一読ください。
- Upworkにはびこる詐欺案件の特徴がわかる
- 詐欺案件に対する対策がわかる
Upworkの基本的な安全性について
Upworkは基本的には安全な仕組みを備えています。
日本のクラウドソーシングサービス同様に、エスクロー(仮払い)システムがあるため、契約締結後は必ず支払いされます。
さらに、クライアントと連絡が取れなくなった場合に仮払金が支払れるケースが少ないのですが、Upworkではそんなことはありません。
連絡が取れなくなった後に、何日か経つと必ず支払われます。
そのため、Upworkで仕事をする際は必ず仮払い後に行いましょう。
まずは、この原則を頭に入れておいてください。
Upworkの詐欺事例
Upworkの詐欺事例として以下があげられます。
- 振込手数料の名目での高額請求
- 仮払い前に仕事着手による報酬の未払い
- 個人情報の搾取
どの詐欺事例も、基本的には未然に防げる内容です。
最も多いのは、2番目の仮払いなしで作業を始めてしまい報酬が支払われないケースでしょうか。
これはよくありますが、基本的には日本のクラウドソーシングサービス同様に仮払いになったら着手する方向で問題ありません。
次に多いのが、Upwork外での連絡に応じてしまい、個人情報を搾取されたり、不正なサイトに誘導されたりするケースです。
最悪なのは、高額請求による詐欺被害です。
特にUpwork外の連絡を要求され、そこから契約書にサインをし仕事が完了したときには振込手数料の名目で10万円近く支払われるという流れが多いです。
Upworkで詐欺の可能性が高い案件の特徴と対策
では、Upworkで詐欺の可能性が強い案件の特徴をあげた上で、対策も紹介します。
- 仮払いをせずに仕事をさせようとする
- Upwork外で連絡させようとする
- Payment Verifiedになっていない
- Job Detailがざっくりしすぎている
- レビューがボロボロ
仮払いをせずに仕事をさせようとする
まずは仮払いをせずに仕事をさせようとするクライアントには要注意です。
「急いでいる」とか「後で必ず支払う」と言って仮払い前に作業開始を求めてくるのは、この典型になります。
Upworkではエスクローシステムと呼ばれる仮払いシステムがどんな仕事にも必ず存在します。
下記画像のようにメッセージのやり取りでオファーが来るまでは油断は禁物です。
オファーがきたら条件等を再度確認して契約を締結し、仮払いされてから作業を始めましょう。
Upwork外で連絡させようとする
下記のようにUpwork外で連絡させようとするクライアントもNGです。
おめでとうございます! あなたの提案は受理されました。
次のステップについて話し合うために、◯◯(メールアドレス)までご連絡ください。 件名はプロジェクト名とし、以下を明記してください:
- 氏名
- 年齢と性別
- 居住国
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
日本で言うと、ChatWorkやSlackに招待されるようなイメージでしょうか。
ただ、海外ではWhatsAppやTelegramへと招待されるのがメジャーみたいですね。
いずれにせよ、Upwork外での連絡はNGで、ましてやメールアドレスを教えてほしいといった内容は論外です。
Upworkでは、クライアントとのやり取りは全て記録されているので、何かトラブルがあった場合の証拠となります。
Payment Verifiedになっていない
Payment Verifiedになっていないクライアントも要注意です。
クライアントの報酬の支払能力や手段が未確認なので、支払いされるかどうかがわからない状態です。
Payment Verifiedかどうかは、仕事内容を見ればわかるようになっています。
黄色枠がPayment Unverifiedになっているクライアントは避けたほうが無難です。
Job Detailがざっくりしすぎている
Job Detailがざっくりしすぎているクライアントもやめましょう。
「ライター募集」とか「◯◯を翻訳してください」など仕事内容があいまいな案件は危険です。
正当な案件であれば、基本的には要件が明確に提示されています。
2~3行のJob Detailの場合は避けたほうが無難でしょう。
レビューがボロボロ
上記画像のように、ワーカーに対するレビューがボロボロのクライアントも要注意です。
特に支払いに関する不満のコメントが様々なワーカーにある場合は避けたほうが無難です。
詳細は募集要項の下にあるClient Historyを確認しましょう。
詐欺の疑いがあれば、Upworkのサポートに連絡しよう
怪しい案件を見つけたら、すぐにUpworkサポートに報告することで、他のフリーランサーの被害を防げます。
案件の右側にある「Flag as inappropriate」という箇所をクリックしましょう。
すると、下記画面が表示されるので、該当の選択肢と詳細を入力すればOKです。
ちなみに選択肢の内容は下記になります。
- クライアントがUpwork外での支払いを提案している
- クライアントが無償の作業を要求している
- クライアントが身元を偽装している
- この人物がUpworkアカウントの購入または使用を試みている
- 求人投稿が詐欺的、または不審なリンクが含まれている
- 求人投稿に連絡先情報が含まれている
- 求人投稿が違法または非倫理的である
- 求人投稿が不明確または不完全である
- これは求人ではなくフリーランサーの広告である
- その他の理由
自衛のために英語は勉強すべき
ここまで詐欺案件の特徴について書いてきました。
知識はあるものの、やはり詐欺にあわないためには英語が理解できないといけません。
今は生成AIや翻訳ツールもあるので一定の内容は理解できますが、詐欺師はあの手この手で騙そうとしてきます。
騙されないためには、やはりちゃんと英語は理解しておいたほうが無難です。
僕自身もアプリを使って、スキマ時間ながらビジネス英語を勉強してます。
なかなか効果は表れないのですがw、諦めずにスキマ時間で勉強しておきましょう。
まとめ:Upworkの詐欺案件には特徴がある
以上、Upworkの詐欺案件について解説しました。
詐欺案件を避けるために最も重要なポイントは、仮払いの確認とUpwork内での連絡の徹底です。
また、仕事を探していると怪しい案件があるので、やばいと思ったらupworkのサポートに連絡しましょう。
それが自分のためにもなるし、他のワーカーのためにもなります。
ぜひ、今回の内容を参考に良い案件を見つけましょう。