こんにちは、RPAライターのやまもとてつやです。
- Upworkの使い方が分からない
- どうやって仕事に応募するの?
- 報酬を得るまでの流れが知りたい
今日はこんな疑問にお答えします。
以前の記事でUpworkに登録できたと思います。
しかし、英語だらけで使い方が分からないという方も多いのではないでしょうか。
当記事では、Upworkの使い方を仕事応募から報酬獲得までの流れで徹底解説しています。
僕は2023年にUpworkを開始し、1年で約3,000ドルほど稼ぎました。
今は円安なので、日本で稼ぐよりもずっと稼げます。
ぜひ一度読んでみてください。
- Upworkの使い方がわかる
- 仕事獲得から完了までの流れがわかる
- 仕事を獲得する際の注意点もわかる
Upworkについておさらい
Upworkは、世界最大級のクラウドソーシングサービスです。
基本的な流れは以下の通り。
- 仕事を探す
- 提案書を出す
- クライアントから返信がくる
- 仕事をする
- 報酬をもらう
仕組みはランサーズなどの日本のクラウドソーシングサービスと同じです。
ただ、世界中で利用されているため、日本ではお金にならない仕事も募集しています。
英語ができれば、初心者でも副業をするには最適なサービスです。
Upworkで仕事獲得から完了までの流れ
Upworkで仕事を探すところから報酬を受け取るまでの流れをまとめました。
仕事を探す
まずは、仕事を探してみましょう。
とはいえ、どんな仕事がいいのかわからないのも事実。
日本人でもできる仕事は、SEOライティングや翻訳、音声録音(Voiceover)がおすすめです。
プログラミングなどのスキルがあれば、なおいいでしょう。
ログインしたら、トップページやや下にある検索バーにキーワードを入力してみましょう。
たとえば、翻訳であればtranslator。日本語コンテンツであればjapanese contents writerなどです。
試しに、japanese translatorと入力して検索すると、下記画面が表示されます。
検索結果をフィルタリングする
とはいえ、検索だけでどの仕事が最適かわからないかと思います。
そこで使うのが、左側のフィルタリング機能。
フィルタリングできる項目は以下の通り。
- Category:仕事カテゴリを表示。たとえば、Contents WritingやTranslationなど。
- Experience level:仕事の難易度。Entry、Intermediate、Expertの3つから選べます。
- Job type:時給(Hourly)か固定給(Fixed-Price)かを選べます。
- Number of proposals:その仕事に対する応募数。少ないほうが提案が見られやすいです。
- Client info:以前、一緒に仕事をしたクライアントか、支払方法が認証されているかを選べます。
- Client history:今までに雇ったことがあるかないかを選べます。
- Client location:クライアントがいる国を選べます。
- Project length:仕事の期間を選べます。1ヶ月以下から6ヶ月以上まで。
- Hours per week:1週間の勤務時間を30時間より多いか少ないかを選べます。
- Job Duration:後にフルタイム勤務として希望するかどうかを選べます。
絶対に利用してほしいのが、Client infoにあるPayment verified(支払認証)です。
支払方法が認証されていないクライアントは、ほぼ詐欺です。
あとは、お好みでフィルタリングしましょう。
ちなみに、初心者は難易度はEntryで報酬も低めの仕事がベストです。
なお、検索結果はSave searchをクリックすれば保存できます。
何度も検索したい項目は保存しておきましょう。
応募する
仕事を見つけたら、応募してみましょう。
タイトルをクリックして、右側に表示される「Apply Now」ボタンをクリックしてください。
下記画面が表示されます。
最初に、どのプロフィールを使うかを選びます。
特にプロフィールを分けていなければ、通常のプロフィールを選択しましょう。
次は、Termsです。
Termsで選択するのは以下の2つ。
- マイルストーンごとに報酬を受け取るか(By milestone)
- プロジェクトが完了したら報酬を受け取るか(By project)
マイルストーンとは、そのプロジェクトが完了するまでのステップを指します。
ステップが完了すれば報酬が受け取れます。
たとえば、ブログ記事の執筆であればキーワード検索から構成作成、執筆までの段階がありますが、キーワード検索が終わったら報酬を受け取るといった具合です。
By projectを選ぶと、仕事が全て終わったら報酬が受け取れます。
最終的に受け取れる報酬が明確なので、困ったらBy projectにしたほうがいいでしょう。
提案書を書く
最後は提案書(Cover Letter)です。
日本のクラウドソーシングを経験したことがあればわかるかと思いますが、要はその仕事に応募する際の自己アピール文になります。
具体的に書く内容は以下の通り。
- 自己紹介
- 応募した理由=自分ならその仕事が完了できる理由
- ポートフォリオやサンプル
- クライアントから質問に対する回答
まず、自己紹介やこれまでの実績を簡単に書きましょう。
応募した理由については、自分ならではのメリットを書けばOK。
たとえば、IT系の記事を書くなら「自分はIT系の企業に勤めており、◯◯の知識に自信があります。」といった具合です。
最後にその裏付けとなるようなポートフォリオをつけましょう。
とはいえ、初心者であればまだ実績がないのも事実。
その際は、募集している仕事内容にあわせたサンプルを送りましょう。
募集しているのがブログ記事の執筆であれば、その内容について書いた記事でOKです。
あとは、募集要項に質問があれば回答しておくこと。
ちゃんと回答しないと、募集要項読んでないと思われます。
カバーレターの注意点は、ダラダラ書かないこと。
参考までに、以前に書いたカバーレターを貼っときます。
案件はeスポーツ系記事の翻訳業務です。
Nice to meet you.
I am an esports translation writer, and I thought I could be of help to you.
I have been working as a writer in Japan, so I am confident that I have at least a minimum level of Japanese language skills.The unit price is currently about $0.06 per word.
For your reference, I am submitting my portfolio below.
◯◯(ポートフォリオ)I would appreciate it if you could contact me.
はじめまして。
Best regards.
私はesportsの翻訳ライターです。お役に立てればと思いご連絡させていただきました。
日本でライターとして活動しておりましたので最低限の日本語力には自信があります。
現在単価は1ワード0.06ドル程度です。
参考までに私のポートフォリオを下記に提出させていただきます。
◯◯(ポートフォリオ)
ご連絡いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
日本のクラウドソーシングで送る際のカバーレターよりも大分短いと感じたのではないでしょうか?
個人的感覚ですが、XやInstagramで出回っているようなテンプレートで書くと、まず返事はありません。
「自分は空いている」とか「精一杯頑張ります」などの根性論や精神論は通じないので、あくまでクライアントファーストを徹底しましょう。
クライアントから返事が来る
提案書を送ったら、返信を待ちましょう。
とはいえ、提案書を送ったら必ず返信があるとは限りません。
他に応募したい案件があれば積極的に提案書を送りましょう。
運良く、返事が来たらクライアントとのやり取りが始まります。
契約前の段階でよく聞かれるのが、希望の報酬額や納期など。
もちろん、事前に不明点があれば質問してOKです。
問題なければ、下記画像のような仮払い契約(エスクロー)を必ずもらいましょう。
クライアントの中には、仮払い契約せずに「もう仕事してください」と言われる場合があります。
仮払い契約なしで、そのまま仕事すると未払いのまま逃げるということもあります(経験済)。
もし、話を進めている段階でやけに納期を迫ったり仕事の開始を迫ったりしてきたら、詐欺を疑いましょう。
仕事は必ず仮払い契約をもらってから行ってください。
仕事を行う
仮払い契約が成立したら、仕事を始めましょう。
クライアントからの指示を再度確認してから、仕事を始めます。
進捗はこまめにしておくと、クライアントとの信頼関係を築けるのでおすすめです。
なお、初心者のうちは納品物の質よりも、納期を守ることを優先しましょう。
たとえ、納品物の質が悪くても納期を守ることができれば、その分完了時のフィードバックで評価されます。
報酬を受け取る
仕事が完了したら、報酬を受け取ります。
通常、クライアントが成果物を承認した段階で、報酬確定です。
しかし、納品物の質があまりに悪い場合は仮払い契約であっても報酬の返金を要求されます。
その場合はよほど不当でない限り、受け入れましょう。
納品物の質が悪いのはクライアントのせいではなく仕事をした本人のせいです。
実際、僕も経験済みですが、日本語コンテンツ作成の仕事で報酬がもらえなかったケースもあります。
そのときのクライアントから評価が下記になります。
文章はひどい! 私は25%しか読まず、それ以上読み進めなかった。 全文が別々の文章で書かれており、段落がない。 文章が何について書かれているのかわからない。 セクションに必須のキーワードがない。 私はこの作業に6時間を費やしたが、この文章は2時間で書かれたように思える。 文章がめちゃくちゃなので、完全に書き直す必要がある。
The text is terrible! I read only 25% of it, and didn’t even go any further. The whole text is written in separate sentences, there are no paragraphs. I have no idea what the text is about. There are no mandatory keywords in the sections. I spent 6 hours on this task, it seems to me that the text was written in 2 hours. You need to completely rewrite the text, preferably by another writer, because it’s a mess.
まぁ思い当たる節は多々あるのですが(苦笑)、こういうこともあります。
気を取り直して、先に進みましょう。
もちろん、不当な場合はすぐにUpworkのサポートに連絡してください。
スキルを磨きつつ、さらに案件を探す
単発であろうと継続であろうと、スキルは磨き続けましょう。
スキルを磨き続けることで、さらにできる案件が広がります。
日本語ライティングであれば、読書したり基本的なライティングスキルを身に着けたりしましょう。
また、英日翻訳であればChatGPTなどの生成AIである程度できるものの、やはり英語がわかっていたほうが早いです。
僕自身も、ビジネス英語を勉強することで、生成AIに100%頼らずに翻訳案件ができるように勉強しています。
まとめ:使い方がわかったら、さっそく応募しよう
以上、Upworkの使い方や仕事の流れを解説しました。
Upworkの使い方は慣れれば簡単です。
最低限の項目を押さえて、どんどん仕事に応募してみましょう。
仕事探しから報酬を得るまでの流れはシンプルですが、ポイントを押さえることで成功率がグッと高まります。
最初は小さな案件から始め、徐々に実績を積み重ねていきましょう。
僕のようにうまくいかないこともあると思いますが、今回の記事が参考になれば幸いです。