こんにちは、RPAライターのやまもとてつやです。
- Upworkの使い方が分からない
- どうやって仕事に応募するの?
- 報酬を得るまでの流れが知りたい
今日はこんな疑問にお答えします。
Upworkで成功するのに欠かせないのが、カバーレター。
しかし、カバーレターの書き方がわからないという方も多いのではないでしょうか。
実際、僕もそうでした。
日本のクラウドソーシングでは、SNSで出回っているテンプレートをアレンジすればある程度仕事は獲得できます。
しかし、Upworkでは通用せず、正直辞めようかなとさえ思いました。
そこで、僕は色々と勉強し自分なりにカバーレターの書き方を考えました。
今はなんとか、仕事を獲得できるようになりUpworkで活動できています。
当記事では、Upworkにおけるカバーレターの概要から具体的な書き方について解説しています。
また、日本のクラウドソーシングで使う提案文との違いについても触れてみました。
ぜひご一読ください。
- Upworkのカバーレターの書き方がわかる
- 日本のクラウドソーシングで使われる提案文との違いがわかる
- カバーレターを書く際に参考になるコンテンツがわかる
Upworkのカバーレター(Cover letter)とは?
カバーレターは、クライアントに対する提案書です。
カバーレターには、自己紹介や募集している仕事に対する提案内容を記載します。
Upworkで仕事を獲得するには、カバーレターで自分の強みや仕事に対する適性をアピールすることが重要です。
Upworkのカバーレター(Cover Letter)の重要性
前述の通り、カバーレターはUpworkでの成功には欠かせません。
カバーレターを通して、クライアントに他の応募者との差別化や仕事に対する意志をアピールします。
カバーレターがしっかり書ければ、仕事を獲得できる可能性が高まります。
逆に不十分なカバーレターでは、あなたの提案が見送られる可能性は高いでしょう。
Upworkのカバーレターは日本の提案文との違い
カバーレターは、日本のクラウドソーシングで使用する提案文とは異なります。
Upworkのカバーレターと日本の提案文との違いは以下3つです。
- 長過ぎたらダメ
- 精神論はダメ
- テンプレっぽいのはダメ
長過ぎたらダメ
Upworkのカバーレターは簡潔でなければいけません。
日本の提案文では、丁寧かつ詳細な説明が好まれますが、Upworkは違います。
Upworkでは、世界中のフリーランサーがこぞってひとつの仕事に応募します。
そのため、クライアントは数多くのカバーレターを読まなければならず、長すぎるとまず採用されません。
つまり、カバーレターは要点を絞って簡潔に記載する必要があります。
精神論はダメ
日本の提案文で見られるような精神論もダメです。
日本の提案文の最後には「頑張ります」や「一生懸命やります」といった記載が多いと思います。
もちろん、僕だって書いていましたがUpworkでは通用しません。
クライアントが見ているのは、その人の具体的なスキルや実績、仕事に対する提案のみです。
熱意があるに越したことはありませんが、熱意に伴う何かがないと仕事は獲得できません。
テンプレっぽいのはダメ
Upworkでも、テンプレートのように見えるカバーレターは効果が薄いです。
そのため、テンプレートをクライアントごとにカスタマイズしなければいけません。
ちなみに、テンプレートを使った無差別に応募するのも、コネクトがある以上難しいでしょう。
クライアントの意図を汲み取り、個別にカバーレターを作ったほうが早く仕事を獲得できます。
Upworkのカバーレター(Cover Letter)の書く際のポイント4つ
Upworkのカバーレターは、以下4つのポイントを押さえればOKです。
- 自己紹介
- なぜ応募したのか(理由と提案)
- クライアントからの質問に対する回答(あれば)
- ポートフォリオ
自己紹介
まずは、あなたがどこの誰かを伝える必要があります。
伝える内容は何でも良く、たとえば日本に住んでいるというだけでもかまいません。
日本に住んでいると伝えるだけで、日本語ネイティブ限定の仕事を獲得できる可能性が高まるからです。
なぜ応募したのか(理由と提案)
次に、その仕事に応募した理由と提案を記載します。
難しいと思われるかもしれませんが、「なぜ、自分ならこの仕事ができるか?」を記載すれば大丈夫です。
たとえば、日本語コンテンツの仕事であれば「国内の出版社に勤めているライターの自分なら役に立つと思い応募しました」という感じでしょうか。
うまく書けば、こうした一文だけで理由と提案が両立できる可能性もあります。
もちろん、不十分であれば適宜補足すれば問題ありません。
クライアントの質問に対する回答
クライアントの質問に対する回答もカバーレターに盛り込みましょう。
募集要項の中には、クライアントが事前に質問しているものもあります。
意外と盲点ですが、回答を書かないと「募集要項を見ていない」と思われ採用されません。
ポートフォリオ
最後にポートフォリオを添付します。
いくら提案が良くても、その提案を裏付ける根拠がなければ話になりません。
具体的には、Upworkや他のクラウドソーシングで経験した過去のプロジェクトの成果物があれば十分でしょう。
とはいっても、初心者であればポートフォリオがないのも事実。
その場合、サンプルを作成するか募集要項に添付されている資料を編集したものを添付しましょう。
クライアントの中には、募集要項に資料を添付している方もいます。
その資料をダウンロードして「自分ならこうする」と見せられれば、採用される可能性が高まるでしょう。
Upworkのカバーレター(Cover Letter)の例
先程の内容に沿ったカバーレターの例をWebデザインの仕事に応募する体で紹介します。
あくまで一例なので、自分なりにアレンジして作ってみましょう。
Nice to meet you. 00.
I applied for this job because I think I can help you with my experience in designing e-commerce websites.
I understand that the job description for this project requires a design that focuses on the user experience.
I am attaching a link to my portfolio below as a reference to my past work.
Portfolio link.
I look forward to hearing from you.
はじめまして。〇〇です。
eコマースサイトのデザイン経験がある私であればお役に立てると思い応募しました。
今回の仕事内容について、ユーザー体験を重視したデザインが必要であると理解しました。
私の過去の実績として、以下ポートフォリオのリンクを添付します。
・ポートフォリオのリンク
ご連絡お待ちしております。
Upworkのカバーレター(Cover Letter)はChatGPTで作ろう
もし、英語が苦手であればChatGPTなどの生成AIを使って作成してもOKです。
ChatGPTに伝えたいことを入力すれば、あっという間にカバーレターを作成できます。
とはいえ、英語ができればこの手順が不要になります。
同時並行でビジネス英語も勉強しておくと楽になるでしょう。
ChatGPT活用時の注意点
ChatGPTを使う際には、以下の点に注意しましょう。
- オリジナリティを保つ:ChatGPTが生成した英文はそのまま使わず、カスタマイズすることが重要です。
- ニーズに合わせる:ChatGPTの提案を元に、クライアントのニーズに合わせて修正しましょう。
- 最終チェックを忘れずに:ChatGPTは完全ではありません。最後は必ず自分でチェックしましょう。
Upworkのカバーレター(Cover Letter)作成時におすすめのサイト
カバーレターを作成する際に役立つリソースをいくつか紹介します。
Upwork Academy
Upwork Academyには、Upworkで活動するための様々なヒントや学習リソースが豊富にあります。
ラーニングパスの「New to Upwork: Finding Work」で、カバーレターの書き方を解説しているので一度見ておくといいでしょう。
僕の場合、ラーニングパスの動画スクリプトを翻訳してNotionに保存して読み返しています。
もちろん、カバーレター以外の不明点もUpwork Academyなら解消するでしょう。
YouTube
YouTubeにも、カバーレターの作成に関する動画が数多くアップされています。
英語で解説しているものが多いですが、字幕を日本語に設定できる動画もあるので探してみるといいでしょう。
ちなみに、僕が参考にしたのはUpworkで動画編集を主に行っているJennifer Marieの動画です。
まとめ:Upworkのカバーレターはポイントを抑えれば怖くない
以上、Upworkのカバーレターについて解説しました。
最初、カバーレターを書くのは難しいと思うかもしれません。
ですが、今回のポイントを押さえれば、ある程度書けるようになります。
最も重要なのは、クライアントの意図を汲み取り、それに応える形でカバーレターを作成することです。
今回の記事が参考になれば幸いです。